人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Studio Okamoto の 徒然日記

okamoto1.exblog.jp
ブログトップ
2026年 02月 03日

ヤナセの除雪機 809HSTD大ピンチ オーガー側のVベルト交換

先週の金曜日1月30日のこと。
薪小屋までの通路を確保するために腰まで積もったところを除雪をしていたら、除雪機のエンジン付近から白煙が出てきました。

急いで引き返しエンジンを停止。
白煙が出ているあたりに雪を掛けて様子をうかがっていましたが、炎は見られません。
徐々に白煙も収まってきたので、原因を探ります。

エンジンカバーを外しましたが、目視では異常が確認できませんでした。

エンジンの合力を伝えるプーリー部のカバーを外すと
ヤナセの除雪機 809HSTD大ピンチ オーガー側のVベルト交換_d0138082_15251947.jpg

Vベルトが変形していました。
左の写真の右2本が、オーガーを回転させるVベルトです。
右の写真は反対側から見たところ
Vベルトを手で引っ張ると2本のうちの1本が切れてしまいました。
何故、こんなことになったんだろうか?
オーガーとミッションとはヒューズの役割のシャーボルトで固定していて、通常オーガーが障害物に当たった場合、本体を守るためにシャーボルトが折れるはずなんですが・・・


オーガー部は雪が詰まっていたので、雪を掻きだすと、長さ30cmほどの木がオーガーとカバーの間に挟まっていていました。
ヤナセの除雪機 809HSTD大ピンチ オーガー側のVベルト交換_d0138082_14171129.jpg
向かって右のシャーボルトは折れていましたが、左のシャーボルトは折れていませんでした。
その為、プーリーだけが回転してVベルトが摩擦熱で変質してしまったようです。
ヤナセの除雪機 809HSTD大ピンチ オーガー側のVベルト交換_d0138082_15334389.jpg
幸い、昨年予備のVベルトを購入していたので、さっそく取り替えます。
ヤナセの除雪機 809HSTD大ピンチ オーガー側のVベルト交換_d0138082_15424070.jpg


交換前よりもVベルトにテンションが掛かっています。
とりあえず、エンジンを掛けます。

オーガーのクラッチを入れてないのに、オーガーが回りだしました。
調整不足?
とりあえず、慣らし運転を兼ねて除雪してみます。

しばらく除雪していると、またもや白煙が・・・・・・

カバーを外してベルトを確認すると
ヤナセの除雪機 809HSTD大ピンチ オーガー側のVベルト交換_d0138082_15482310.jpg
1本は切れていました。
そして、もう一本も削れているのか、細くなっていました。

どうして?

取説には、Vベルトの交換に関する記述は一切ありません。
Vベルトの交換は専門業者に委託してくださいということなんだろうか?
しかし、ヤナセ産業も製造元のコンマ製作所も昨年9月に倒産している。
ヤナセの除雪機を取り扱っていた販売店を検索したけどわからなかった。
やっぱり、自力でやるしかない。


翌日、ホームセンターを回ったが、この除雪機に合うVベルトは品切れでした。
前に購入したモノタロウでLA-39を2本注文。

昨日、Vベルトが届きました。


下の写真の上段は、これまで使っていたVベルト。
外周の長さは1,023mm位
下段は、新品のVベルト
外周長さは1,028mm位
ヤナセの除雪機 809HSTD大ピンチ オーガー側のVベルト交換_d0138082_16005718.jpg
やっぱり、このベルトで間違いないようです。

以前のベルトと新しいベルトを見比べると
(上段がこれまで使っていたもの)
かすかに残っている印刷の痕跡
よく見ると、今回購入したものと同じだと思う。
ヤナセの除雪機 809HSTD大ピンチ オーガー側のVベルト交換_d0138082_16061871.jpg
このベルトは三ツ星のオレンジVベルトLA-39です。

金曜日に付け替えたものも同じ三ツ星のオレンジVベルトLA-39なので、原因を探りながら作業を進めます。

プーリーの溝をクリーニングして、Vベルトをプーリーの両脇に1本づつセットします。
エンジン側の小さいプーリーにVベルトを掛けてから、オーガー側の大きなプーリーにVベルトを半掛けしてプーリーを回転させてVベルトを掛けます。
オーガー側のプーリーは上からしか見ることが出来ないので、手探りでプーリーの下側の溝にVベルトを入れようとしたら、プーリーの底面にプレートのようなものを発見。
スマホを床に置いて確認すると
ヤナセの除雪機 809HSTD大ピンチ オーガー側のVベルト交換_d0138082_16392540.jpg
Vベルトが外れるのを防ぐプレートが付いていました。
前回はこのプレートの外にVベルトを掛けてしまったようです。(^▽^;)

ナットを緩めてVベルトを通すのかな・・・・・・・
手でプレートを押すと動きます。
よく見るとスプリングに繋がっているようです。
オーガーのクラッチと連動していて
オーガーを動かすときは、プレートはプーリーから離れます。ベルトにテンションが掛かるのでベルトが外れることはありません。
なるほどの構造です。

ヤナセの除雪機 809HSTD大ピンチ オーガー側のVベルト交換_d0138082_17063561.jpg
無事、ベルトが掛かりました。
上下のプーリーの間にローラーが付いていて、このローラーでベルトのテンションを調整します。
オーガーのクラッチと連動したローラーが押し込まれて、ベルトにテンションが掛かりオーガーが回転します。
ヤナセの除雪機 809HSTD大ピンチ オーガー側のVベルト交換_d0138082_17123778.jpg
ローラーの位置と、エンジン側のプーリーのベルト外れ防止のプレートの位置調整を何度か行いました。

調整の過程でちょうせいポイントが見えてきました。
まずは、外れ防止のプレートの位置ですが、オーガー駆動状態でベルトと5mmほど空く位置で固定しました。
ここが開きすぎると、オーガーのクラッチを切った状態で、大きくベルトが暴れます。

次にローラーの位置ですが、オーガーのクラッチを切った状態で、オーガーが回転しないぎりぎりの位置で固定しました。
張りすぎても緩すぎてもVベルトにダメージを与えます。

テスト運転を兼ねて、二日半除雪をサボった家の周りと道路を除雪しました。
ヤナセの除雪機 809HSTD大ピンチ オーガー側のVベルト交換_d0138082_17285995.jpg
除雪中、白煙が上がることもなく無事作業終了。
除雪後、カバーを外してVベルトを点検。
特に問題なさそうですが、もうしばらくVベルトの変化を注視していきます。




by okamoto-arch | 2026-02-03 17:39 | もろもろ | Comments(2)
Commented by sarutv2 at 2026-02-11 11:33
都会の人には全然わからないでしょうが、雪国では除雪機は必至なもので、ピンは何本あってもすぐなくなりますよね。
田舎の兄貴も基本、自分で治すことが多いようですが、年を取っていくと大変な作業になりますよね。
現状復帰、お疲れさまでした。
Commented by okamoto-arch at 2026-02-12 10:38
sarutv2さん コメントありがとうございます。
金沢の山てでも、年に数回ですが、除雪機が必要です。
北陸の雪は重いので、ここ数年は、除雪機頼りになりました。
10年くらい前までは、除雪機は持っていたのですが、冬場の運動不足解消のため人力で除雪していたのですが・・・・・
山暮らしをしていると、除雪機や耕運機それに草刈り機とチェーンソーなど色々な道具が必要になってきます。
それらのメンテナンスをメーカーに出すと、年間の経費がばかになりません。
自分で治すようになって、機械の知識が少しづつ増えていき自力で出来ることが増えています。
今では、自分ではどうにもならなくなったら買い替えるつもりで、自力で修理できるようになってきました。
失敗も多いけど、今のところ何とかなっています。(^_-)-☆



<< 今朝の鞁筒      今朝の鞁筒 >>