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Studio Okamoto の 徒然日記

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2022年 12月 07日

破壊試験

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12月3日
いしかわ木に親しむまちづくり塾を受講しました。
4時間の講習会の大半は、PWF平行弦トラスの基本的な注意点と標準図の利用の仕方など実務的な内容でした。

その後、PWF平行弦トラスの組み立てと破壊試験を行いました。
石川県は、杉のストックが多いために、今回は杉集成材を使ったトラスの強度が、設計上の強度を担保しているのかに関心が集まりました。

実験の結果、設計強度を大きく上回る強度が出ました。

また、私だけの関心ごとは、破断面にありました。集成材は細い材料を接着剤によって張り合わせていきますが、接着面の強度が木の繊維より強いのかどうか?


破断面をみて、私の疑念は吹っ飛びました。
これで、安心して集成材を使うことが出来ます。

破断試験の様子をYoutubeにアップしました。
興味のある方はご覧ください。見せ場は終盤です。



by okamoto-arch | 2022-12-07 00:56 | 建築 | Comments(2)
Commented by aitoyuuki13 at 2022-12-07 13:08
木材の比強度は金属の何倍もありますから
もっといろんな所で部材として使ってもいいですよね

英国のモスキートなんかも木材使ってたし(^_^)
Commented by okamoto-arch at 2022-12-08 01:02
構造材としての木材の良さは、単位重量当たりの強度です。
引張強度は、なんと木は鉄の約4倍、コンクリートの約35倍強い!
圧縮強度では、木は鉄の約2倍、コンクリートに至っては約9倍も強いんです!
また、鉄は時間と共に強度が低下します。
コンクリートは数年は強度が上がりますが、その後強度は低下します。
木は・・・・・
乾燥は進むとともに強度が上がり80年から100年で強度のピークとなり、その後徐々強度が低下します。
弱点は可燃物だということと、漏水などにより腐食菌が発生してしまうことです。
材料の特徴を理解して使うことが大事です。


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