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Studio Okamoto の 徒然日記

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2022年 05月 06日

木育 ウッドデッキのメンテナンス

昨年10月に竣工した青葉保育園の未満児専用ウッドデッキのメンテナンスを行いました。
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デッキ材はブラジル産のイタウバ。
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竣工時のウッドデッキ。雨ざらしなので条件は厳しいが、旧園舎でも同じような条件で使ったので、実績があった。
半年くらい経った時点で、少しだけメンテナンスをすれば、その後ほとんどノーメンテナンスだった。

しかし、今回のイタウバは少し品質が落ちているような気がします。
また、今回は南向き、旧園舎は北東。特に正午前から夕方までの時間帯の日当たりは旧園舎はあまりなかったけど、新園舎では、ほぼ一日中日が差しこむ。


GW中の3・4・5の3日間、ランダムサンダーとサンドペーパーと耐水ボンドを使って、安心して未満児がハイハイできるウッドデッキに仕上げるために、研磨した木の粉を全身に被りながら、メンテナンスに汗を流しました。

木目と状態によって対処方法を変えなくてはなりません。
木目とにらめっこしながら、手で触った感触を信じて施術していきます。
デッキ材の平面よりエッジが肝。
エッジの研磨には角材にサンドペーパーを貼った自作ジグで一本一本丁寧に研磨します。

木育 ウッドデッキのメンテナンス_d0138082_17431874.jpg
最後に研磨した木の粉を高圧洗浄機で洗い流して、作業終了です。





裸足保育で、とげが刺さるなどのリスクがあるので、ウッドデッキを使う例が少なくなっていると思います。
なぜ、ここまでしてウッドデッキにこだわるのか?


青葉保育園の園児が使うスペースの床は、トイレのタイルと午睡コーナーの畳以外は、すべて無垢の木です。


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未満児室と以上児の拠点部屋で使われている桐の浮造りフローリング
暖かく柔らかいが浮造り仕上げなので、傷が目立たないし、滑らない。
適度な刺激が、小さな園児の手や足だけでなく、体全体に刺激を与えてくれる。


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エントランスホールの楢の浮造り。
ごつごつ感が半端ない。
足の裏のツボが刺激されて、気持ちいい!
こんな床で過ごしていたら、病気が吹っ飛びそう。


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以上児室と遊戯室。強度とメンテナンス性を重視し、また、自然塗料で仕上げているので、足の裏の汗を吸収してくれるので、夏でもサラサラしているように感じます。

建築に木を使うことは、世界的な流れではあるが、木の使い方もいろいろある。
足で感じる木の良さ、手で触る木の良さにこだわって、樹種を選び施工している。

床材は子供たちの豊かな感性を育む重要な要素じゃないかな。






by okamoto-arch | 2022-05-06 20:22 | 建築 | Comments(0)


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