じゃじゃ~ん
とんびさんのルビジウムクロック発生器がケーシングされ、再登場です。
以前とは違って、高級感があります。すごい!
ではでは、やなさんクロックと比較試聴をしましょう。
まずは、ルビジウムクロックの電源を投入。ほどなくして、スタンバイのランプが消えました。
やなさんクロックに替え、クロックジェネレーター基板と接続します。
やなさんクロックより迫力があるけど、少しうるさい感じです。電源投入時だからしょうがない。けど、以前の試聴時より電源投入直後の音は良くなっています。電源部改良の効果でしょうか。期待が持てます。
既に、私の中華クロックより良いです。中華クロックの出る幕は無いようです。
本格的な試聴は明日以降にしよう。
翌早朝、音鬼座を聴きました。両者の低域の印象が違います。多分やなさんクロックの方は低域が伸びているように思います。
しかし、迫力はルビジウムの方があります。中低域が厚いようです。
翌日、夜ルビジウムクロックはさらに良くなりました。曲によってはやなさんクロックより好みの音が出るようになってきました。
翌々日、夜本格的な試聴を行いました。
音源は音鬼座・Hilary Hahn Plays Bach・CANTATE DOMINO・Orenda・Side By Side2などです。やなさんクロックは、帯域が広く一つ一つの音が明確です。
沈むような低域で、強調感がなく自然な音です。
一方、ルビジウムクロックは、上下とも少し帯域は狭くなるものの、音が濃く熱いです。
音鬼座を再生すると、部屋が悲鳴を上げます。
バイオリンを再生するとやなさんクロックの方が軽やかで伸びもあると感じます。
出来ることなら、曲によってクロックを使い分けたいな。
私の耳と装置では、両者の優劣をつけることは出来ません。どちらも素晴らしい。
好みの問題です。
クロックが良くなると、どんどんアナログに近づくような気がします。
良いクロックとはクロックの変動が小さくて、ノイズが少ないことでしょう。
OCXOのダブルオーブンとルビジウムでは、クロックの変動はルビジウムが有利です。
しかし、ノイズに関しては、回路や電源の影響も大きいため、必ずしもルビジウムが良いとは限りません。
やなさんクロックは、限られた予算の中でOCXOを選別し電源部にこだわり、クロック自体の性能差を埋めるクロック発生器を誕生させました。
現在、安定化電源を使ってやなさんクロックに電気を供給していますが、もう少し良質な電気にすれば、さらに良くなる可能性があります。
良質な4V/1.2A電源を作りたいな。