旭化成の新しいDACチップ
AK4493EQを左右それぞれ1個つづ搭載した、やなさん
AK4493DMを試聴します。
AK4493EQはAK4490EQに変わるDACでAK4497EQの下位DACの位置づけです。
性能的にはAK4495EQを越え、限りなくAK4497EQに近いです。
この基盤では、電源供給を全て3端子レギュレータ基板から行っていて、お好みの電源ICが使えるので音の調整幅が広くなっています。
今回の試聴のために送って頂いた三端子レギュレータはADM715XとLT3042です。
まずは、ADM715Xです。
まずはPCM768kHzで試聴します。
廉価版と見くびっていましたが、ちょっとびっくりの音です。
音の立上がりが早く、すっきりした明るい音です。
次にDSD24.5MHzを聞きます。
PCMとの差が小さいです。
これが廉価版?
AK4495DMと同等の音だと感じます。
次に三端子レギュレータをLT3042に取り替えました。
おっと、音の立上がりが早いです。
音抜けが良くなり、限界ボリュームも大きくなります。
2クラス音が良くなります。
LT3042を使ったAK4493DMは、AK4495DMを越え、限りなくAK4497DM2に近づいていると思います。
電源でこんなに違うのか。
使い始めて間もないので、しばらく連続運転をして、再試聴をします。
これは面白いDACです。