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Studio Okamoto の 徒然日記

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2017年 08月 02日

三脚

三脚_d0138082_02001241.jpg


 カメラの三脚を購入。
今、使っている三脚は学生時代に購入したもので、貧乏学生には、一眼レフを買うのが精一杯。
三脚はエントリーモデルしか購入出来ませんでした。
でも、三脚ってそんなに使わないし、構造的にもとてもシンプルで、そう簡単に壊れるものではないし、軽量カメラを使っていたこともあって、37年間使ってきました。

三脚には思い出があります。
建築計画の授業での教授の言葉「建築家たるもの良いカメラと良い三脚は必需品である。特に雲台は重要である。」
その当時、エントリーモデルしか買えなかったこともあり、ずっと教授の言葉が心に引っかかっていて、次に買うときは・・・・・と気合いだけが空回りしていました。


苦節37年(大げさな105.png ) 購入したのは、SLIK スリック ザ プロフェッショナル4Nです。
MANFROTTOの三脚が欲しかったのですが、最大高さが2mを越えるモノは、非常に高価で手が出せません。
たまたま、オークションでアウトレット品のザ プロフェッショナル4Nを見つけ、無事ゲット。
生産終了品といえども、一応新品。希望販売価格の1/3.5ほどの格安価格で購入。
ラッキーなのかアンラッキーなのか


この三脚の最大の特徴は、最大高さが2.5mを超えることです。
メチャ高いでしょ。(*^_^*)
高けりゃいいというモノではありません。
2.5mの場所から撮影するには、脚立も必要になります。それにメチャ重い。
気軽に持って出ることはないでしょう。
三脚_d0138082_21194011.jpg
プロモデルだけあって、とてもしっかりした作りです。
今まで使ていた三脚と雲泥の差があります。悲しくなっちゃいます。
三脚_d0138082_17541162.jpg




さて、α7Ⅱ+Makro-Planar1:2.8f=2.8をセットして、購入したばかりの真空管を試し撮りしました。
三脚_d0138082_02341912.jpg
絞り開放で、硝子面の印刷にピントを合わせています。
三脚_d0138082_02343744.jpg
今度は絞り開放で、真空管のプレートにピントを合わせています。
三脚_d0138082_02345465.jpg
ピントはそのままで、絞りを8としました。
今までの三脚では、ピントをまわすとカメラがぶれていましたが、ザ プロフェッショナル4Nでは、ほとんどぶれはありません。
凄い!

ようやく、教授の教えを理解することができました。
しかし、その教授は既に他界されています。感謝!

心の片隅で、三脚は安物でも問題ないと思っていた自分がバカだった。
もっと素直にならないといけませんね。





by okamoto-arch | 2017-08-02 02:58 | もろもろ | Comments(2)
Commented by のだっち at 2017-08-02 17:49 x
良い三脚はやはり必須ですよね。望遠なんかを使うとなおさらです。
天体望遠鏡なんかも、倍率と集光能力ばかりに目が行きがちですが、しっかりした三脚が無いと話になりません。

付属の簡単な三脚で天体観測なんかしてると、望遠鏡を大地に置いていても、人が1メートルほど横を歩いただけで画面から対象物が消えるくらいのブレが出てしまいますから。(^^;

自分も三脚は重たいものをひとつだけ持ってます。
Commented by okamoto-arch at 2017-08-02 21:31
そうですよね。
今まで、知りませんでした。
手持ちで、手振れせずに映す技術も必要ですが、三脚を使ってより細やかな設定を勉強することができるような気がします。
ただ、重くてよほどのことがない限り、外に持ち出さないと思われます。
1.5m前後の軽くてしっかりした三脚も欲しいなと思っています。


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