Studio Okamoto の 徒然日記

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2008年 09月 18日

電源ケーブル 聴き比べ

ヒューズ交換をして、また元気に動きだした?A730と金田式DACを使って5本の電源ケーブルを聴き比べた。
A730はメインシステムで金田式DACは事務所の三省PC+Linfofデジアン+ATC SCM7での試聴なので、同じ条件では有りません。
試聴CDはいつものムターとWE IS です。

 
エントリー1 AET HIN AC RevB/1.2m 
d0138082_1522396.jpgこのケーブルはAETの完成品で、ケーブルがHIN AC プラグが明光社のAET仕様です。
 金田式DACでは、解像度は高く、低域はタイトな印象です。
しかし、高域が強調され解析的な印象です。
ムターのバイオリンはなかなかのパフォーマンスですがテナーは線が細い。
 A730では、このケーブルの特徴が全てよい方向に出ます。
高域の解像度や低域の締まり、それと中高域にわずかな艶がのり、それが音楽を楽しくしてくれます。
WE ISの出だしのテナーは少し抑え目に吹いていますが、この当りの抑制もうまく表現してくれます。
また、音の立ち上がりが早くパーカッションが気持ちよいです。
ライブハウスの空気感がとても自然です。
 わが家では、A730に最適の電源ケーブルです


エントリー2 AET HIN AC自作ケーブル
d0138082_20271835.jpgこのケーブルは前述のAETを試聴して感触が良かったので、オークションで自作品を落札したものです。
ケーブルは同じですが、ACプラグは松下のWF5018でしたが、試聴の結果銀ロジュームメッキのプラグに交換しました。IECインレットはFURUTECH(FI-15)のレセが付いていました。
 金田式DACでは、中低域の情報量も多く、高域も素直に伸びています。神経質な感じがしません。AETの完成品と比べると中庸なバランスです。IECインレットの差でしょうか。
バイオリンのテナーもGoodです。
 A730でも同じような印象ですが、完成品に比べると少し明るく、バイオリンの微妙なニュアンスが伝わってきません。不思議です。


エントリー3・4 ortofon 7Nスピーカーケーブル
d0138082_2050329.jpgこのスピーカーケーブルは、10年ほど前に購入したものです。確か10k/mくらいしたような
でも、私には合わなかった。
高かったので、無理して使っていた時期もありますが・・・・・・・
このケーブルに2種類のプラグを付けて電源ケーブルを作りました。
1本はAETの自作ケーブルに付いていた松下のWF5018とSchurter 4781
もう1本はオークションで入手した銀ロジュームメッキのプラグです。
 金田式DACでは2本のケーブルの音の差は、ほとんど感じませんでした。
とても聞きやすく、響きが美しいケーブルです。力感の表現は今一歩で、メリハリ感の表現は苦手のようですが、水彩画のような美しさを感じます。
 A730でも、さほど印象が変りません。音数も多くないし、帯域も狭いが、響きが美しく穏やかで滑らかですが、力感がでません。どちらかというとクラシックしかもバロックにあうと思います。松下+Schurterの方はWE ISを大音量で聞くと、音場が平面的なので、若干中域がうるさく感じます。銀ロジュームメッキの方が高域も伸び、空間情報も多くなります。その分待ったりとした良さは薄らいでしまいます。悩ましいですね。


エントリー5 MC-2500付属のベルデン製ケーブル
d0138082_22305036.jpgこのケーブルはMC2500付属のケーブルを切ってアンプ側のプラグを銀ロジュームのプラグに替えたものです。内部構造は16GAのケーブルが3本と麻紐です。20年使い込まれたケーブルです。
 金田式DACでは中域を中心としたバランスが、とても心地よく、安心して聞けます。
A730でも、これぞベルデンと言いたくなるほど、全てのバランスがよいです。やはりベルデンは標準ケーブルなのかもしれません。
しかし、高性能な電源ケーブルと聴き比べると、空間情報量や微妙なニュアンスなどでは見劣りがします。システム構成や使い方・好みによって、このケーブルの評価が大きく変わるのかもしれません。

 
 

 ケーブル全般に言えることですが、同じ傾向のケーブルで構成するよりも各々のケーブルの良さがシステム全体に生かされるような使い方がよいと思います。
そうすれば、高額なケーブルばかりを購入する必要がありません。
ただでさえ、マルチは機材が多いので、懲り過ぎると収拾がつきません。 )^o^(
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by okamoto-arch | 2008-09-18 10:03 | オーディオ&音楽 | Comments(4)
Commented by トンビ at 2008-09-18 21:07 x
AET HIN AC自作ケーブルは、AET HIN AC RevB/1.2m と違い
メッシュが被っていませんよね! それでも音が違うと思いますよ、メッシュかぶせますか? ありますよ!!

Commented by okamoto-arch at 2008-09-18 21:41
トンビさん メッシュって飾りじゃないの。
メッシュでも音が変わるのか。

今度伺う時にAETの自作ケーブル持参で行きます。
Commented by のだっち at 2008-09-19 10:07 x
そうなんですよね。マルチにしてるとラインケーブルとかの本数も馬鹿にならないし、簡単に高級ケーブルに手を出せないし、調整できる範囲も広いので、ケーブルそのものの音質変化にも気付きにくいですよね。同じセッティングで聴き続けてれば解るんですが・・・(^^;
Commented by okamoto-arch at 2008-09-19 11:50
ラインケーブルは基本的にベルデンの4182を電源ケーブルは付属品を基本に調整しています。
その組み合わせで、どうしても満足できなければ、まずは置き方の調整。
次に電源ケーブルかラインケーブルで調整します。機器によってケーブルによる音の変化量が違います。
kazzアンプは電源ケーブルで音がかわりませんので、ラインケーブルで調整します。A730はどちらにも敏感です。MC2500は以外にも電源ケーブルに敏感です。もちろんピンケーブルでも変化します。
その都度、手持ちのケーブルと相談しながら、調整カ所を検討します。

スピーカーケーブルはWEの16GAツインで決まりです。スピーカーケーブルは6m必要なので、将来ともこのケーブルでいくつもりです。というか、金銭的に変えられないでしょう。


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