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Studio Okamoto の 徒然日記

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2008年 06月 25日

サウンドカード Audiowerk8

今日からしばらくはサウンドカードについてもレポートです。
現在、わが家にはサウンドカード3種類5枚とUSBオーディオインターフェース1台があります。
但し、有名どころでないので、皆さんの参考になるかどうか。
サウンドカード Audiowerk8_d0138082_20392917.jpg
 最初はemagicのAudiowerk8です。このカードは友人のT氏が購入し、わが家で試聴した時に、ビビっと来て、私もずっと狙っておりました。先日ようやくバージョンが少し違う2枚のカードとブレークアウトBOXと呼ばれるインターフェース1台がセットで出品されていたのを、GETしました。このカードが発売されたのは、かなり古く、1998年当時10,800円で売られていた高級サウンドカードですが、スペック的には18ビット44.1KHz48KHzと現在のカードと比べると遥かに低いサンプリング周波数です。発売元のemagic社は2002年にアップルに吸収されております。emagic Audiowerk8で検索すると、結構情報が有ります。特にMacの世界では有名なボードだったようです。
サウンドカード Audiowerk8_d0138082_1373178.jpg
このカードの特徴はプリンターコネクターに付けられた10本のケーブルです。10本のケーブルの内2本はアナログのIN(左右)です。残りの8本はアナログアウトで8チャンネルまで使うことが出来ます。また、RCAタイプのデジタルIN・OUT端子がボードに付いております。この端子を使って2枚のカードをシンクロすることが出来、最高16チャンネルのアナログ出力が出来るようです。
しかし、何のために多チャンネル出力する必要が有るのでしょうか。
私には、よくわかりません。ご存知の方教えてください。

 さて、肝心の音については、私好みの濃い音です。高域は伸びていませんが、全帯域にわたって木目細やかで充実した音です。アナログライクなA730よりもアナログ的な印象を受けます。A730よりも最低域や最高域がわずかに伸びているような印象を受けました。
 しかし、ハイエンドな音ではありませんが、音楽を楽しむのに充分なスペックです。わが家のシステムではこれ以上のスペックは、かえってシステムの粗をさらけ出すような気がします。)^o^(

サウンドカード Audiowerk8_d0138082_2505795.jpg 全てがよい訳ではありません。A730からデジタルOUTしてAudiowerk8にデジタル入力した場合は、ノイジーです。特にPCI延長ケーブルを使用した場合は音楽を聞けくというよりノイズを聞くくらい、盛大にノイズが発生します。
なので、マザーボード外してサウンドカードを直差して使ってみると、殆どノイズが有りません。延長ケーブルの問題でしょうか。
まあ、デジタルINの機能を使う人は小数だと思いますので、この点を気にしなければ良いカードだと思います。
カードの基盤には technology with soul と書かれています。さすが、Germanyです。

書き忘れましたが、このカードをアナログ出力で使う場合、ライントランスは必要です。
現在ではタムラの600:600や70:600を使っていますが、WEのトランスと組み合せてみたいななどと妄想しております。

明日は、やなさんに譲って頂いた、元やなさんPCとマウントされていたサウンドカード付いてレポートします。

by okamoto-arch | 2008-06-25 20:39 | オーディオ&音楽 | Comments(6)
Commented by トンビ at 2008-06-26 08:31 x
別のボードが入荷!!! Prodigy192 24bt/192kHz のものです
基板上コンデンサーも重要な部分交換済み!!
Commented by okamoto-arch at 2008-06-26 13:40
新しいカードですか。聞いてみたいな!今日はProdigy 7.1 XTを試聴しました。試聴記は後程。
お借りしているインターフェースも、まだ試聴できていません。
早く、ケーブルを作らなくては
Commented by トンビ at 2008-06-26 14:16 x
ケーブルまだでしたら、変換アダプターありますよ、これの為にわざわざ造らなくても、 再生ソフト Foober2000  とか Lilith とか音の良いのも教えてもらいました、それぞれ再生音に個性があるようです。
Commented by okamoto-arch at 2008-06-26 17:07
お言葉に甘えたいな。明日、学校が終ったあと寄っても良いですか。お昼ごろになると思います。

再生ソフトは、現在Lilithを使っております。
Foober2000もLilithに近いと思います。はじめはFrieve Audioを使っていましたが、CUPの処理能力が高いPCでは威力を発揮できると思いますが、バッタ君では、Lilithがバランスが良いように思います。

皆さん、再生ソフトは何をお使いですか
Commented by sa at 2008-08-02 12:19 x
通りがかりの者です。Audiowerk8はパソコンのパワーが今ほど無かった頃の製品で、マルチアウトはその名残です。具体的には、多重トラックにエフェクトをかける能力がパソコンに無かったので、パラアウトして個別にエフェクト処理するなどの用途がありました。

また、デジタル入力ですが、ワードクロックの設定の問題だと思います。
一応プロ用のカードなのでクロック設定を切り替える必要があります。
普通はインターナル(内部時間)になっているので、デジタル入力の場合は外部のクロックに合わせる必要があるかと思います。
Commented by okamoto-arch at 2008-08-02 18:03
通りがかりのsa様 はじめまして。
Audiowerk8にはクロック発振器らしきものが見当たらない理由がわかりました。
今は別のカードを使っていますが、今度試してみます。

つまらないブログにお出でいただきありがとうございました。
今後供よろしく御願いします。
 


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