Studio Okamoto の 徒然日記

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2008年 03月 16日

EL34の聴き比べ その2

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 先日からの続きです。 今回はチェコの名球TESLA3兄弟です。
左のものは茶色のベースでやや丸みのある平な頭のバルブが特徴でです。ゲッターリングが2枚斜めに傾いております。このタイプはTESLAの初期タイプだと思われます。
真ん中のものは、ベースが黒に変わり、バルブの頭も独特の丸い形状に変わっています。ゲッターリングは上下2枚が重なるように、設置されています。
右はTESLAを引き継いだJJのEL34です。このは現行管です。ゲッターリングが1枚で放熱盤もコの字型の小さな物に変わっております。作りがきゃしゃな感じがします。
 JJに関しては今まで6本購入しましたが、既に3本が使えない状態です。信頼性に疑問があります。現代管の中では音が良いと言われているので、残念です。なので、今回は試聴しておりません。でも、以前の試聴印象では少し明るめの音で、バランスが良い印象があります。解像度も問題ありません。でも、これはいいと思わせる何かがありません。エージングが進んで絶頂期をむかえる前に、異音がコイルタッチを起すのか、ビチッ という音が出て来てしまいました。

d0138082_572112.jpg さて、2種類のTESLAの聴き比べですが、頭の平べったい方は、管球大国28号でも、絶賛されていますが、解像度・低域の力強さ・音楽プレゼンスの良さ本当にバランスの良い管だと思います。RFTに比べると、上品で、チェロなどは、今回の試聴中一番心に染み渡りました。

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次は、頭が丸いテスラです。目視では、基本構造は変わっていないように思います。しかし、音は違います。エージングの違いなのでしょうか。確かにこの球は使用時間が短いですが、エージングの差だけでは無いような気がします。初期タイプと比べると温度感が低く、清らかな印象です。抑揚感が少なく、なんとなく音楽が楽しくありません。音の掘りが浅い感じがします。JJのEL34に限りなく近い音です。


TESLAの真空管は作りがしっかりして、とても気に入ってます。RFTのような無骨さもなく丁寧でしかも、使っている材料の太さや厚みのバランスと加工精度の高さなど、私が持っているEL34の中で一番だと思います。気品が感じられ一番お気に入りです。特に初期型は、バルブの形状も美しく、バルブの透明感もあって、とても奇麗です。
TESLAを購入するのであれば、頭の平べったいタイプをお薦めしますが、オークションでもこのタイプはあまり見かけません。今となっては貴重品なのかもしれません。
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by okamoto-arch | 2008-03-16 23:25 | オーディオ&音楽 | Comments(0)


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