Studio Okamoto の 徒然日記

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2008年 02月 28日

1502のその後

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 1502がわが家へ来て一週間が経ち、徐々に1502の実力が明らかになってきた。1.0μFのコンデンサーだけの簡単ネットワークでスタートしましたが、その後2.2μF3.2μFと徐々にカットラインを下げました。それにつれ、中低域が厚く音の輪郭がしっかりしてきました。色んなHPでGAUSS豪快な音と片付けられていることが多いようですが、私の感想は違います。確かに耐入力も大きく音の輪郭もしっかりしているので、そのような一面性はありますが、それだけでは、1502の本当の姿を伝えていると思えません。1502の凄さは前述以外にアンプから出た信号を正確に音として出せることではないかと感じています。1502なりの個性はありますが、その癖は限りなく中庸だと思います。
 075は魅力的な音が出る反面モニターとして使うには、高域に個性を感じてしまいます。そして、高域の伸びが、十分ではないので、我がシステムでは2405が必要不可欠です。
1502は075+2405の帯域をカバーし、より正確に力強い表現が可能です。だた、1502が全ての面で075+2405を越えているかというとそうではない。シンバルのシュワン シュワン というな粉っぽい余韻は075の方が表現がうまい。実際のシンバルの音を美化したような表現だが、オーディオとしては、捨てがたい音である。2405の空間描写力も捨てがたい。1502は横方向の広がりが自然だが、奥行き感は2405に敵わない。1502にはスパーツイーターというグレードアップがお似合いかも。しかし、高品位なスーパーツイーターでないと1502に良さをスポイルしてしまう可能性があるので、要注意である。

 コンデンサーの容量アップと共に高域が物足りなくと思う事がありました。そのため、カズアンプの初段管を見直しました。075+2405にはWE417AでもRCAやレイセオンの5842でもない第3の真空管を使っておりました。これは、当面秘密です。今となっては希少な真空管なので、価格上昇が懸念されるので、当面伏せてきたいと思います。この第3の真空管は見事に075の癖を押え、より075を魅力的に鳴らしてくれました。しかし、1502にはあいませんでした。結果的にはWE417Aが1502の良さを引き出してくれました。高域の情報量と音の明瞭さなど、全ての面で他の真空管より良かったです。不思議なもんです。075+2405の時はWE417Aは一番評価が低かったのですから。真空管の音の善し悪しなんてこんなもんなのかもしれません。あてになりません。

 今の状態でもかなり良いと感じながらも、もう少し1502を低い帯域から使いたいと思ったのですが、これ以上低い帯域から1502を使う時は2440の高域をカットした方が良いと感じていた。3.2μFでも、若干高域に音の荒れ(にじみ)を感じます。
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 そこでSさんに相談。Sさんから0.44mHと0.56mHのコイルをお借りしました。写真左のものが0.44mHのコイルです。1.0mHのコイルをほどいてくれた物で、線材も太く良い音がしそうです。右のものは空芯コイルで既製品の0.56mHです。コイルの容量は線の太さと長さで決まってくるんですね。線材が太いと容量が下がるんですね。電気音痴の私ははじめて知りました。
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早々、お借りしたコイルを使ってネットワークを組んでみました。ネットワークは最も簡単な6dB/octです。2440には0.44mHのコイルを繋ぎ(机上の計算上5750Hz)1502は3本のコンデンサーをパラって4.06μF(4,900Hz)としました。クロス附近のインピーダンスがはっきりしないので、この当りはカットアンドトライしか方法がありませんが、フラットにすればよいというものではないので、聴感で決めて行きたいとおもいますが、現状で、中高域のうるささが無くなりました。行けます。
今後、コイルの容量を替えて2440のカットラインを決定し、コンデンサーの容量で微調整して追い込んでいきたいと思います。
Sさんありがとうございます。しばらくお借りします。
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by okamoto-arch | 2008-02-28 04:49 | オーディオ&音楽 | Comments(0)


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