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Studio Okamoto の 徒然日記

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2007年 12月 29日

古くて新しいカートリッジ

古くて新しいカートリッジ_d0138082_139040.jpg

 私の愛機421Aパラシングルアンプの製作者で、私の親友のカズさん推薦のカートリッジSHUREのM7Dを購入。
SHUREのカートリッジではTYPEⅢを長年使っていたが、M7Dというカートリッジは聞いたことがなかった。
聞いたことがあったのかもしれないが、古い商品なので、興味がなかったのかもしれない。
 メインシステムのフォノイコはMC専用なのでM7Dは使えない。そこで、仕事場の2階に急きょ別のアナログシステムを構築。アナログプレーヤーはパイオニアのXL-1550。私が高校2年の時にかったもの。もう、30年前のもの。ああああ・・・年をとったものだ。
プリアンプはONKYOのP-306RS。イコライザーはプリ内蔵のモノを使う。パワーアンプはEL34ppでスピーカーは現在お隣さんから借りているATCのSCM7。パワーアンプとスピーカーは文句なし。しかし、プリが・・・・早く、MM型のフォノイコを入手しなくては。
現在、カズさんにMM型のフォノイコの製作をお願いしている。出来あがるのはいつになるか分からないが、色んな球で実験中である。送られた写真を見るとまるでパワーアンプのような大きさにびっくりした。
なんでも、フォノイコは電源が命のようです。

古くて新しいカートリッジ_d0138082_1401499.jpg


 始めに、オスカー・ピーターソンのプリーズ・リクエストのB面を聞く。なかなか、バランスが良い。TYPEⅢよりも癖が無い。思った以上に帯域が広い。いや、音楽を聞くのに必要な帯域をカバーしていると言った方が正しいかもしれない。
音に深みがある。特にレイ・ブラウンのベースは重くなく軽くなく深みがある。出だしのシンバルのチ~ンもなかなかどうして良い音である。
ピーターソンの追悼の意味も込めて、ピーターソンのLPを数枚聞いた。針圧は3から5という事だが、私は3.3あたりがちょうど良い。ベースの音の厚みとのり、ピアノの左手の音の厚みと深みが微妙にバランスしている。
 
これは、なかなかのカートリッジである。
ロリンズが聴きたくなる音である。でもでも、今日はピーターソンを聞く事にしよう。
我慢出来るかな。

by okamoto-arch | 2007-12-29 02:12 | オーディオ&音楽 | Comments(0)


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