Flektogon 20mm F2.8のフォーカスリングを廻すと、無限大に近づくにつれ、妙な抵抗と音がするので、分解掃除に挑戦しました。
(自分の記録用です)Flektogon 20mm F2.8の分解手順を検索しましたが、あまり詳しい情報を見つける事が出来ませんでした。
困ったな。このまま状態で使い続けようかな。
でも、フォーカスリングに悪影響が出るだろうな。それに、気分が良くない。
マウント面の3本のネジを外します。
絞りリングが外れました。
真っ黒なグリスが、はみ出ています。
汚れが溜まっていますね。
現状、絞りリングはスムーズに動いていますが、はみ出た黒いグリスを取り除きオイルとグリスを混ぜ合わせたものを可動部分に塗りました。
絞りリングとレンズのずれを防ぐ2本の爪を固定しているネジを外し、フォーカスリングを廻します。
すると、フォーカスリングが外れます。さらにフォーカスリングの内側のレンズを固定する部分も外します。
目的地に到着です。
グリスが真っ黒です。
フォーカスリングの内側にもゴミがありました。
外したパーツはパーツクリーナーを綿棒やティッシュにしみこませて、汚れを取り除きます。
また、我がFlektogon 20mm F2.8は、ネット上で見かけるFlektogon 20mm F2.8で撮影した写真より、少しピントが甘いような気がします。
私のスキルの問題かもしれませんが・・
レンズの剛性も今一不足しているような気がします。
レンズ外周部にレンズを固定していますが、固定リングが緩るみ易いらしく、その部分を確認します。
どうやって外すのかな
まずは、レンズの名前が書かれたリングを取り外します。
ちょうど、ペンキのスプレー缶のキャップがジャストサイズでした。
レンズとキャップの間に布を挟んで、圧力を掛けて廻します。
ある程度、緩んだら指3本でリングの内側から外側へ力を掛けて、廻しました。
この状態で、レンズ本体を少し廻したら、固定リングが廻ってしまいました。
案の定、レンズをロックしているリングが少し緩んでいました。一旦取り外して、こちらもクリーニングしてオイルタッチして元に戻します。
専用工具がないので、マイナスドライバーを使ってレンズをしっかり固定します。
ああ、すっきりした。
ヘリコイド部分にはどんなグリスを使えば良いのかな。
我が家にあるグリスの中でよさげな物は、SHIMANOのプレミアムグリスです。
高級なオイルのはず。
自転車のグリスですが、大丈夫かな。
おお・・・。滑らかさのと適度な重さ。
上品なタッチに激変しました。
元に戻すのは、分解の3倍大変でした。(^^;
悪戦苦闘の末、絞り・ピント共に改善されました。
良かった。(*^_^*)
覚え書き
絞りは22の状態で、絞りリングをレンズに取り付けしたほうが、うまくいきます。