new事務所アンプの記事を読んで、ちょっと〇〇〇オーディオのボロトレーンさんからメールを頂き、スピーカーケーブルにLANケーブルを使ってみてはというアドバイスを頂いた。
アンプのケーシングに向けて、使わなくなったLANケーブルで試してみます。
LANケーブルは、被覆された8本のケーブルが2本ツイストx4組で構成されていました。白いケーブルがグランドなのかな? マイナスなのかな? 電気音痴にはわかりませんが、何十メートルも引き回しが可能なLANケーブルはノイズに強いことは確かです。
現在は、スピーカーからLinfof工房アンプのスピーカー端子までWEのメッキ線16GA(2.5m)を使いそこから、new事務所アンプまで、WEの絹巻き単線を使っています。
なぜ、そんな使い方をしているかというと、1)スピーカーとケーブルは半田付けされているので、取り外しが大変。2)WEの16GAを直接つなぐと、音がぼやけるからです。
WEの絹巻き単線にすると、生き生きした音に変身するのです。
ちょっと変則的な使い方ですが、WEの絹巻き単線(1m)とLANケーブル(50cm)の比較試聴を行います。試聴アルバムは、Eric DolphyのThe Questです。
まずは8本のケーブルをばらして、ツイストされた2本のケーブルです。悪くないですね。少し高域にバランスがシフトしますが、高域も低域も伸びているように感じます。
この状態で、半日音楽をききました。
WEの絹巻き単線に戻すと、帯域が少し狭くなるような気がします。
引き抜いた、8本のケーブルをブルーの被服に通して、元の状態に戻します。
片チャンネル1本のLANケーブルとします。ツイストされたケーブルを二組つかってプラスマイナスとします。
落ち着いた上品な音です。
じっくり聞くと、細かな音も出ています。
WEの絹巻き単線に近い音です。
個人的には、先の状態が一番好みです。
と言うことで、1本のLANケーブルで、左右のスピーカーを鳴らすことにします。
あれれ、ぱっとしません。なんだか靄がかかったような音です。
せっかく戻した被服を再度抜き取ります。
あら、ばらばら状態の方が音の抜けが、良いですね。
新しい発見です。
ケーブルの長さと太さの関係はおおよそわかっています。
LANケーブルでも同じような違いがありました。
安価なLANケーブルですが、スピーカーケーブルとしては、かなりの実力です。
たぶん、能率の高いユニットに合うのではないでしょうか。
ボロトレーンさん良い情報をありがとうございました。