Studio Okamoto の 徒然日記

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2015年 12月 04日

FN1242A P2D と AK4137EQ P2D の聞き比べ

P2Dとは、なんぞや
エレクトロアートさんが、製作命名したPCMデータをDSDデータに変換する基板のことです。
私は、UDA基板と共に、2枚所有しています。

その後、FN1242Aにも、PCMをDSDに変換する機能があり、タンデム基板やなさんのP2D基板が作られました。
d0138082_07590359.jpg
(左から エレクトロアートP2D FN1242A P2D AK4137 P2D)

そして、今年旭化成からAK4137EQという、PCMとDSDデータの双方向変換が可能なチップが発売されました。
やなさんは、早くからAK4137EQを使ったP2D基板の設計をして基板製作の準備をしていましたが、なかなかAK4137EQを入手することが出来ませんでした。
先日ようやく待ちに待ったAK4137EQを個人購入が可能になり、基板を完成させることが出来ました。
今後いろんなメーカーから、AK4137EQを使ったシステムが発売されると思います。


今日は、やなさんが製作した2つのP2D基板 FN1242AとAK4137EQの音比べをレポートします。
試聴の感想は、あくまでも、私の環境下でのこと、測定もしていませんので、全くの私感であることを先に申し上げておきます。

試聴環境 ラズベリーパイB+(PCM96kHz)→P2D→AK4490 デュアルモノDAC→LUNDAHL LL1538XL→レビンソンNO.26SL→EL34PP→Gauss3588システムです。



まずはFN1242A P2D(DSD256)です。

メリハリのきいた、元気な音です。
ディスコンになっているとは思えない、よい音です。
実にもったいない。



次はAK4137EQ P2D(PCM 768KHz)です。
FN1214Aと比べると少しあっさりした感じに聞こえますが、各楽器の明瞭度が高く、音楽やゆったり聞こえます。
PCMの認識が改めなくてはなりません。


最後にAK4137EQ P2D(DSD256)です。
PCM 768KHzの音に近いと思いますが、若干重心が下がり、柔らかい音だけど、芯があります。



3つの音は、それぞれ違いがあるものの、その差はさほど大きくはありません。
実際、私は、視聴時に音の違いは、かろうじて認識できましたが、評価することが出来ませんでした。
動画を何度か聞いて、どのように違うのかわかってきた次第です。

個人的には、AK4137EQ P2D(DSD256)が一番好みです。
旭化成同士の組み合わせと言うこともあり、FN1242Aには、不利な試聴となったかもしれません。
でも、FN1242Aの音は、今までに何度も聞いているので、原理基板と組み合わせた時の印象と近いので、FN1242Aの特徴が現れていると思います。

今回AK4137EQ P2Dと比べて最も違うのが、各楽器の音の明瞭さだと思います。
その主な要因は、ノイズによるモノだと想像しています。
ただし、ノイズに関しては、チップだけの問題では無く、基板とセットで評価しています。

空間表現が優れているFN1242A P2Dですが、AK4137EQ P2Dの無音状態から音がぽっと現れる感じは、さすがに新しいチップだと、感心しました。

AK4137EQ P2Dは癖がなく、とても使いやすいと思います。
I/V変換は、LL1538XLを使いましたが、LL1538を使えば、高域が伸び空間情報量が増えると思います。
また、真空管6111を使ったハイブリッド221アンプにすると、グッとコクが増します。
音のコクって何?て思われる方もいると思うけど、コクなんです。

今後は、DACの選定に入ります。
AK4490 DACとES9018S DACや原理基板のどれが良いのか聞き比べをしていきたいと思います。
いつになるやら

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by okamoto-arch | 2015-12-04 08:01 | オーディオ&音楽 | Comments(12)
Commented by IDO@TECH at 2015-12-09 23:10 x
はじめまして。
いつも楽しみに拝見しています。
このほど私もやなさんのAK4137P2DとAK4490SDACをデュアルモノを製作いたしました。
I/V変換にはLL1538を使用予定です。まだ購入していません。
そこで教えて頂きたいことがあるのですが、I/V変換トランスLL1538の接続方法と2次抵抗?がよくわかりません。
LL1538基板部やAK4490Sとの接続部の写真を参考にしたいのでアップして頂けないでしょうか?
宜しくお願い致します。
Commented by okamoto-arch at 2015-12-10 16:48
IDO@TECHさん はじめまして
コメントありがとうございます。

AK4137P2DとAK4490SDACの組み合わせ、とてもよいと思います。

今まで使っていたFN1242A P2Dより、音も良いし、使いやすいし
トランスのピン配置は下記を
http://www.amtrans.co.jp/online/trans/1538_8xl.pdf
入力側は、2と4をつないでグランドとします。1がプラス3がマイナスです。
出力側は、6がプラス5がマイナスとなります。

トランスの結線状況は下記をご覧ください。
http://okamoto1.exblog.jp/14839340/
ノイズがのったので、5と8を現在はつないでいます。

抵抗は、出力に対して並列にいれます。下記の写真を参考にしてください。
http://okamoto1.exblog.jp/14982526/

これで、わかりますか
Commented by IDO@TECH at 2015-12-10 20:06 x
okamotoさま

こんばんは。
お返事ありがとうございました。
一通り教えていただいた記事を読みました。これを参考にやってみます。
わからない時はまた教えてください。
ところで、AK4137P2Dの説明にある「V/I変換用の抵抗1KΩ」はLL1538を使用の場合不要と考えてよろしいでしょうか?
Commented by okamoto-arch at 2015-12-11 06:18
IDO@TECHさん
AK4137P2DでなくAK4490SDACの説明書の事でしょうか
抵抗1KΩが必要なのは電流差分合成I/Vアンプ使用時だけです。
トランスの場合は、不要です。
Commented by IDO@TECH at 2015-12-11 07:11 x
okamotoさま

AK4490SDACの方でした。
Commented by kkumax at 2016-01-30 08:23 x
はじめましてkumaと申します。
やなさんのリンクページから飛んで来ました。
今回、やなさんのAK4495 DACに挑戦します。
電氣の知識が乏しいので出力にオペアンプ回路を使うのはやめて
LL1538XLを使おうと考えていますが接続が分かりません(笑)
もし可能であれば基板1枚の場合と2枚の場合(デュアルモノ)の時の
トランス周りの接続を教えていただけないでしょうか?
Commented by okamoto-arch at 2016-01-30 09:25
kumaさま コメントありがとうございます。
AK4495 DACの基板が一枚でも2枚でも、トランスの接続は変りません。
左右おのおのの、バランス出力をトランスにつなぎます。

トランスの結線方法は、この日のブログのコメントに書かれています。kkumaxさんの書き込みより前に IDO@TECHさんが同じ質問をされていますので、私のコメントを参考にしてください。
ブログ拝見しました。
私は超電気音痴です。(*^_^*)
でも、どうにかやっています。
いろんな人に迷惑を掛けながら^^;
もしわからなければ、メールで問い合わせてください。
Commented by okamoto-arch at 2016-01-30 09:54
kkumaxさま このスレッドの上のコメントです。
下記を参照してください。
http://www.amtrans.co.jp/online/trans/1538_8xl.pdf
http://okamoto1.exblog.jp/14839340/
http://okamoto1.exblog.jp/14982526/
1次側のグランドはセンタータップに接続しなければ、バランス出力になりません。
接続しなくても音は出るかもしれませんが、回路上正しくはありません。
ケースGNDの接続はノイズの改善のためのものなので、どちらでもよいと思います。
音が出る出ないには、影響がありません。
頑張ってください。
Commented by kkumax at 2016-01-30 10:15 x
うるさくして申し訳ないです。
ありがとうございます。
もう一点だけ教えてください。
ノイズが出てきた時の対処で
5pin-8pinをつないでそれを入力側のGND
接続していますか?
PS
アムトランスにトランスを発注したのですが
納期が未定なので焦ってもアレなんですが(笑)
Commented by okamoto-arch at 2016-01-30 11:02
入力のグランドもつなぐと、ノイズが出力される恐れがあります。
原則はどちらか一方です。
私は、出力だけです。

アンバランス:アンバランス接続の時に、入出力のマイナスをケースに設置させてノイズが納まったこともあります。
その当たりは、試してみるしか無いと思います。
Commented by やなさん at 2016-01-30 16:08 x
横からスミマセン。

AK4495S DACの場合、出力のGNDをトランスの1次側GNDに繋ぐと音が出ません。
私の環境だけかも知れませんが、原因は?です。
AK4490S DACだと問題ありません。

GND接続しなくてもトランスの場合は、正常に音は出ます。
Commented by kkumax at 2016-01-31 14:40 x
貴重な実験結果、アドバイスありがとうございます。
先ほど到着した部品はすべてハンダ付けが終わり
検査、修正も終わりました。後はコンデンサーが秋月通商から
到着すれば基板自体は完成のハズですが...いやQFPのハンダは難しい。
顕微鏡が欲しくなりました(笑)二台目の方がハンダが綺麗なのが心残りです。
もう二台購入できたら成功時はクアッド接続できて
万が一の失敗敗時の備えになるかな(笑)妄想は膨らみます。
バランス出力を受けるプリアンプも無く、
テストをどうすれば良いか悩んでいます。
簡単なバランスアンバランス変換は無いんだろうか?
トランスが入手出来るまで音出しは無理かも...(悲)


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