Studio Okamoto の 徒然日記

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2015年 10月 23日

JBL 075 16Ω v.s 8Ω

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 JBLの有名なツイーター075には、初期型の16Ωバージョンと後期型の8Ωバージョンがあります。
さらに、16Ωバージョンには、スピーカーターミナルが大きな初期型と小さな後期型があります。
もっと違うバージョンがあるかもしれませんが・・・・
8Ωバージョンには、後期型16Ωバージョンと形状が変わらないタイプの後に、四角いバッフル板がついたものがあり、裏面のシールのデザインが変更になり全部で3種類以上のバージョンがあると思います。
さらに、1970年台に磁気回路がフェライトに変更になっています。
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 先日、馬蹄形スタンド付075の16Ωバージョンをとある方から譲って頂きました。
スピーカーターミナルが小さい後期タイプです。
ちまたで言われている、8Ωと16Ωの音の差を確かめたいと、思っていたので・・・・・・

事務所のシステムはJBL L44 Lancer with 075(8Ω)。十分良い音なんですが・・・・・・・
さほど差が無ければいいなと思う反面、手に入れたからには、激変して欲しいという思いが絡み合ってちょっと複雑な気分です。

さっそく、コンデンサの容量を0.1μから0.065μFに小さくして試聴。
ガッツのある音ですが、少し荒く感じます。
直流抵抗を計ると、16Ωも8Ωもさほど変わりません。
(クロスオーバー付近の交流抵抗を測定したわけではないので、16Ωと8Ωが同じダイヤフラムと言うことではありません。
D130も16Ωと8Ωでは直流抵抗は1Ωくらいしか変わりませんので。)
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ならばと言うことで、コンデンサの容量を0.1μFに戻してみると、
良いバランスで鳴り出しました。
(コンデンサの容量の差なのか、コンデンサの相性なのかは不明です)

この状態で1日鳴らしてから、8Ω075との音の違いを確かめてみました。
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試聴は、下記の曲をつかいました。
Joanne Shenandoah/Orenda
 Passage (Prelude)
 Across The Sky
Kahil El'Zabar, David Murray/We Is_ Live At The Bop Shop
 One World Family
Ben Webster - Ben Webster & Strings
 Willow Weep For Me
Art Pepper Meets The Rhythm Section
 You'd Be So Nice To Come Home To
Sonny Rollins/Way Out West
 I'm An Old Cowhand
Eric Dolphy - Last Date
 You Don't Know What Love Is
Don Cherry - Art Deco
 Art Deco
Lee Morgan CANDY[MONO] 45rpm
 Candy
Miles Davis - Ascenseur Pour L'Echafaud (死刑台のエレベーター)
 Generique
Jacintha/Autumn Leaves
 Moon River

まずは、8Ω075から聞きます。
いいよね。 L44 Lancer はLE8Tとを使ったシンプルシステムだけれど、オールドJBLの音を凝縮したサウンドを聞くことが出来ます。
大型システムほどの音の密度はありませんが、JBLの音がします。


次に16Ωバージョンです。
16Ωバージョンは、力強く、中域の密度が上がります。そして、音の描写がはっきりします。
しかし、高域の不足感は感じません。
中域の密度が上がった分だけ、オールドJBLの音に、さらに近づいたように感じます。
JAZZには16Ωの方がいいかな。

youtubeにアップした動画で、違いがわかるかな?

私の使い方では、ちまたの評価ほどの差があると感じませんでした。
通常075は2500Hzもしくは7000Hzから使われます。
私は0.1μFのコンデンサだけなので、075の最もおいしい帯域を使っていないのかもしれません。
私の耳では、違いがわからないだけかもしれません。





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by okamoto-arch | 2015-10-23 17:47 | オーディオ&音楽 | Comments(8)
Commented by のだっち at 2015-10-24 09:15 x
レポ読みました。(^^) やっぱり、自分のところと音の印象は近いみたいですね。音の輪郭は太くなるのに高域不足感じないんですよね。おかもとさんのシステムでは8Ωとの差は言うほど感じられなかったという事ですが、それだけシステムが纏まっているんだと思います。自分はD130との組み合わせでしたが、8Ωとの音質差は結構感じましたね。
Commented by ボロトレーン at 2015-10-24 09:51 x
こんにちは、違いがハッキリ分りました、
8Ωがクリアーでしっとりですね、
16Ωは元気があり、悪く言うとガサツに聴こえました(ごめんなさい)。エージング不足では ?
16Ωを鳴らし込むと近かづきそうですね、
インピーダンスの違いで、今、出ている音圧レベルも少し違うので、
音圧レベルやクロスと075の前後位置を厳密に合わせると、
もっと似てきますね。
Commented by okamoto-arch at 2015-10-24 10:42
のだっちさん コメントありがとうございました。
8Ωと16Ωの違いは、インピダンスだけなのかどうか
インピダンスの違いは、コイルの違いでしょうか
それとも、フラムの重量なども違うのかな。

ネットワークだと、パーツの影響があるので、075単体の音の違いを確かめるのが難しいかもしれません。
チャンデバを使って音質を比べると良いのかもしれませんね。
でも、私の真の目的は、音の違いを確かめることではなく、どっちの075を使った方が良い音になるかです。
その意味では、今回の16Ω075に可能性を感じています。
Commented by okamoto-arch at 2015-10-24 11:16
ボロトレーンさん 
コメントありがとうございました。
音の違いがわかりましたか。
感度の良いシステムですね。
私のデスクトップオーディオでは、あまり差を感じることが出来ません。^^;
その後も、16Ω075の調整を続けています。
徐々に、8Ω075の音に近づいていますが、それでは意味がありません。
8Ωの上を目指します。
Commented by lagoonchii at 2015-10-25 06:47
okamotoさん
ツイーターに限らず、8オームと16オームの違いにここにきてとても興味があるので、じっくり拝聴しました。
okamaotoさんが本文にご指摘のとおりの印象を受けました。
特に、ソニーロリンズのチッチカッカという音や、マイルス、それから最後のムーンリバーのボーカルで中域(から高域)の密度・充実感に若干の差があるように思いました。かつ、高域も十分出ているため解像感も落ちず、むしろリアル感が増しているような。
自分がここにきて16オームで揃えているための欲目(欲耳?)かもしれませんが。。。
Commented by okamoto-arch at 2015-10-25 09:04
lagoonchiiさん
8Ωと16Ωの差がどれほどなのかはさておき、今まで試したJBLの8Ωと16Ωで、16Ωの方が8Ωより、劣るもしくは好みと合わないといった事がありませんでした。
ですから、16Ωのユニットをお持ちであれば、8Ωを試す必要は無いと思います。
また、16Ωのユニットはスピーカーケーブルの影響を受けにくい点・パラった時に、アンプに優しい点なども、個人的に気に入っています。
Commented by AGI511 at 2015-11-03 08:53 x
こんにちは

8Ωはツイーター付いてるぞーという感じなのに対して、16ΩはLE8Tの素の音が出ているようでツイーターの存在が気になりませんでした。(075無しの音が分かりませんが♪)
Commented by okamoto-arch at 2015-11-04 12:38
AGI511さん コメントありがとうございました。
AGI511のコメントのように、LE8Tの素の音に近いのは16Ωの方だと思います。
高域の特性が似ているのかな
どの程度高域を伸ばすのが良いのか、BGM的に使うことが前提となるシステムとして、どのような音が良いのか、もうしばらく模索したいと思います。
また、進展がありましたら、音源をアップしますので、ご意見をお願いします。


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