人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Studio Okamoto の 徒然日記

okamoto1.exblog.jp
ブログトップ
2015年 09月 15日

JBL 4550の改造

JBL 4550の改造_d0138082_02592892.jpg
 我が家のメインシステムのウーハーは、ぼろ4550(後期モデルサンスイ製)+130A・2220Aです。
屋外コンサートで、雨に打たれたのか、ベニヤがふやけ気味で、強度に疑問があります。

ぼろいけど、いい味が出ていると、言えなくことは無い。
JBL 4550の改造_d0138082_21392528.jpg
4550は、ライブやコンサートでの使用を目的としたフロントロードです。
BOXは18mmの合板で作られています。
大きさの割には、板厚が薄いように感じます。

しかし、合理的な補強と巧みな構造のためか、問題となるようなBOX鳴きは、無いと思いますが、でも低域は点音源とは言いがたい。
今までは、この低域の量感が気に入っていましたが、最近、仕事場でフルレンジを聞いているせいか、150x90x90cmの塊からでる低域の為か、曖昧さと感じる様になってきた。
スピーカーから10m以上離れれば、4550でも点音源に近い印象になると思うけど・・・・


実は、低域が、ぼんつく音源があり、気になっています。
気にしないようにしていましたが、やっぱり気になります。
いっそうのこと、バスレフ箱にしようかとも思ったけど

今、4550を諦めたら、フロントロードホーンの良さを体験したと言い難い。




4550の目的からして、運搬を考慮せざるおえない。そう言う制限の中で作られているので、板厚が薄い。
もし、4550が映画館用なら、もっと板厚が厚いのではないのか?

それに各所の痛みが激しいこともあり、4550の改造を試みることにした。

まずは、背面バッフルの補強から行います。
JBL 4550の改造_d0138082_21402658.jpg
24mmの構造用合板をホームセンターで購入。
米松合板でないのが、ちょっと不安だけど

まずは、カット
この作業は友人の建具屋さんにお願いして、サンドペーパー掛けから、私の作業が始まります。
100番180番240番と順番にサンドペーパーで磨きました。

節穴は、パテ埋めし、またしてもサンドペーパーで仕上げました。

4550本体にネダボンドを塗り、接着後直ぐに、ビス打ち。

10cmピッチを基本とし箱の内部から、ひたすらビスを打ちます。
頭が入らないので背面バッフルの内部は山勘での作業となります。


JBL 4550の改造_d0138082_21355090.jpg


国産箱といえども、一応JBL純正箱。
でもオリジナルへの未練はもう無い。

この作業、吉とでるか凶と出るか
今後は、そこ板の取り付け・サイドパネル・上面を作業を進め、内部の補強と吸音材はり
最後にホーンの塗装や、フロントバッフルのお化粧をしていくつもりです。

改造はいつ終わるかな。
年内には何とかしたいけど・・・・







by okamoto-arch | 2015-09-15 21:36 | オーディオ&音楽 | Comments(15)
Commented by lagoonchii at 2015-09-16 02:08
okamotoさん
固唾を飲むとはこのことでありまして、
そんな気持ちで楽しみに拝見させていただきます。
Commented by okamoto-arch at 2015-09-16 03:00
lagoonchiiさん いつも、コメントありがとうございます。ついに、禁断の領域に足を踏み入れてしまったようです。
いつ終わるか分からない、迷走の旅に出てしまいました。
Commented by flashdaiyouryou at 2015-09-16 04:34
4550は屋内で使う事は想定していないのでしょうね。
しかし、そんなことは解っているんだ!
解っている上でなんとか工夫してねじ伏せてみようと思っているんだ!
と このような感じでしょうか?
何はともあれ大きいスピーカーは私も憧れます。
補強を入れてどうなるのか楽しみですね。

流石設計事務所!!  ネダボンド(笑
Commented by okamoto-arch at 2015-09-16 07:42
flashdaiyouryouさん
ねじ伏せるかねじ伏せられるかはわかりませんが・・・・(*^_^*)
私の4550もネットで見かけるきれいな状態だったら、今回のような乱暴な改造はしなかったと思います。
大きなスピーカーの必要性に関しては、普通に家庭で聞く分には必要ないでしょうね。
でも、特定の音源、たとえば大太鼓とか音源の大きなものの、再生に関しては大きなスピーカーが有利だと信じております。

ネダボンドいいですよ。
空隙を埋めてくれるし、乾燥しても空隙が出来ない。
木工用ボンドだと、2枚の面がある程度フラットでないと、後々弊害が出てくると思います。
タイトボンドが一番だと思いますが、ぼろ4550には値段も安く、ホームセンターで手軽に手に入るネダボンドがお似合いです。
Commented by トンビ at 2015-09-16 07:44 x
サンダー、ありますよ!
Commented by okamoto-arch at 2015-09-16 07:51
トンビさん。私も持っています。
けど、サンダーは、埃が舞うので・・・・・
この日は、室内での作業だったので、手でごしごしやりました。
底板を張る時は、助けてください。
Commented by Kazz at 2015-09-16 16:27 x
ここまでやったらヤッパ吉と出ないと
涙ちょちょ切れですよね♪

美音!快音!を祈ってます♪
Commented by okamoto-arch at 2015-09-16 20:28
Kazzさん ありがとう。
祈ってください。

討ち死にした時は、屍を弔ってください。
Commented by トンビ at 2015-09-17 02:45 x
集塵機能もあります!
Commented by okamoto-arch at 2015-09-17 14:29
我が家には、集塵機がないよ。
ホーンの再塗装をする際に、今の塗装をはがさなくてはなりませんので、その際は、集塵機も合わせて、お借りできると助かります。
検討してね。
Commented by 新田康久 at 2021-02-02 17:28 x
横入り失礼します・・PA屋ですが、裏の蓋・・紛失してません?
業務上ユニット背面がむき出しってあり得ませんし、バックロード形式で背圧が掛からないこともあり得ませんので・・
是非背面を蓋してもう一度ご視聴ください。
Commented by 新田康久 at 2021-02-02 17:30 x
おっと失礼しました。バックロードならぬバスレフですね・・フロントロードバスレフという形式になります・・
Commented by okamoto-arch at 2021-02-03 04:30
新田康久さん
コメントありがとうございます
裏蓋は、撮影のために外していました。
最初に補強を始めたのが、ご指摘の裏蓋です。

Commented by 新田康久 at 2021-02-05 14:16 x
それは失礼しました・・
自分らは、すぐEQで調整しちゃうので、あまり悩まず使ってしまいがちですねぇ・・
今ならマルチアンプにしてデジタルディレイでパルスでの時間合わせをしてからEQでしょうか・・
現場はかなりパワードになってしまいましたけどね・・
たまさか技能検定でまた50にお世話になったので、まだ使っている人っているのかなとネット散策してお邪魔いたしました。
ボン付きが気になるならカーオーディオ屋等で扱っている訛入りの制振シートなどを適宜使用されても効果的かと思います。
では、失礼いたしました。
Commented by okamoto-arch at 2021-02-06 10:09
> 新田康久さん
色々教えていただき、ありがとうございました。
残念ながら4550はすでに手元になく、今は別の箱を使っていますが、貴重な情報として記憶させていただきます。
今後とも、よろしくお願いします。


<< Kanazawa Jazz S...      Kanazawa Jazz S... >>