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Studio Okamoto の 徒然日記

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2015年 03月 04日

もみがらで作った薪 モミガライト その2

 もみがらで作った薪 モミガライト その2_d0138082_07124746.jpg

もみ殻で作ったモミガライトの最終レポート
今回は、モミガライトの灰について

モミガライトの灰は、写真のような半円形の固形物となって残ってしまいます。
指で、押しつぶすようにすると、力を入れることなく、粉々になってしまいます。
うまか棒より、少し柔らかいかな。
薪に含まれる無機質が、灰となって残ります。
薪の種類によって、灰の量や色が違います。

モミガライトの主原料はもみ殻です。もみ殻の灰の主成分は何でしょうか。
調べてみると、シリカです。
上記のHPによると、もみ殻には、シリカ以外にも、成長促進する成分が含まれているようです。
燃やすより、粉末にして土に戻してやる方が、よいのかもしれません。
くん炭なら、水はけをよくする働きもあります。
粉末状の灰を有効に利用する方法が、あるのでしょうか。
ないとすれば、薪ストーブユーザーにとっては、ちょっとやっかいな灰です。
真っ白な美しい灰と比べると、見た目もよくないし。

また、モミガライトを製造する過程で、もみの粉末を300°に熱して成型すると書かれています。
なんか、違うよな。そのエネルギーもったいないよ。
私は、ペレットストーブが好きではありません。その最大の理由が、パレットを作る時も
同じような方法で作られるからです。

モミガライトのよい点は、保存が利くという点です。
それと、ゴミがほとんど出ない点です。
薪を乾燥させるスペースがない方やたまに炎を見たい方には
よいと思います。
我が家のように、薪ストーブハードユーザーには、今一歩かな

災害に備えて、備蓄しておくのもよいと思います。
BBQに使うと、おきの状態が長いので、よいかも。
(とある情報によると、網焼きの場合、あまりおいしくないようです。)




by okamoto-arch | 2015-03-04 07:43 | 建築 | Comments(4)
Commented by のだっち at 2015-03-04 10:36 x
考えてみたら、現代社会は本当に消費社会で、こういった新たな取り組み無しには環境保全して共存していく事が難しくなっていますね。もっと沢山の人が目を向ければ、安くなるんでしょうけど。

p.s.ウチのHP、現在鯖がダウンしてて復旧の目処が立たないみたいです。(^^; 例のレポを最終更新した後でしたけど、多分ちょっと時間かかります。

Commented by okamoto-arch at 2015-03-04 10:56
のだっちさん こんにちは
国会中継見ていても、石油のためなら、自衛隊派遣するって総理は言ってるけど、石油に頼りすぎない国作りをした方が、みんな幸せになれるんじゃないのかな。

あらら。サーバーダウンしちゃったの。
早く、復旧できるといいですね。

例のレポ、チェックしましたよ。

今、オークションで物色中です。
Commented by 通りすがり at 2022-07-07 14:56 x
はじめまして。

300度は、側面を焼く温度のことだと思います。

また、農家でも基本は籾殻は焼いて利用しますので

モミガライトの灰をまくのは、同じ土壌改良の効果があります。
Commented by okamoto-arch at 2022-07-07 17:55
通りすがり さん
コメント及び御指南ありがとうございます。

成長が早い竹の有効な使い道が見つかれば。エネルギー問題に少~し貢献できるかも。


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