空き缶に何が入っているのでしょうか・・・・・・
電源が必要です。
これは、Kazzさんが作ったフォノイコです。
今回で2度目の視聴となりますが、前回指摘させていただいた部分を見事に解消
音の良いフォノイコに仕上がっています。
フォノイコの聴き比べは別の機会におこないますが、今回はKazzさんが作った回転ヘッドシュル2機種の視聴です。
視聴アルバムはエラとジョーパスのDUOアルバムです。
ターンテーブルはパイオニアのLP-70
カートリッジはテクニクスの205C-II Sです。
まずはカートリッジ純正シェルで視聴。
帯域バランスもよく、あらゆる部分が中庸で、音楽の感動をしっかり伝えてくれるよい音です。
テクニクスというブランドのせいか薄味のイメージがありますが、適正な使い方をすれば決して薄味ではありません。
次に純正シェルをベースに回転ヘッドシュルに改造したものを聞きます。
まず感じるのが、スクラッチノイズの減少です。
それと、全体に柔らかくなったように感じます。
フォーカスも少し甘くなったように感じます。
最後にエンパイヤベース回転ヘッドシェルです。
こちらも、スクラッチノイズが小さいです。それと音に芯があります。オリジナルシェルに通じる音です。
回転ヘッドシェルの良い点は、レコードの内周ぶでもレコードの溝に対して、カートリッジを適正な角度に保つことができる点です。
理論上は理想的な方法だ思いますが、実際には回転の抵抗の大小が音に影響してきます。
どうも、ある程度抵抗があったほうが良い感じです。
針圧やカートリッジやアームの重量によってもちがってくる事が予想されます。
さあ、この回転ヘッドシェルは、とある方の要望で作られたものです。
どんな、評価がくだされるのでしょうか・・・・・