秋月電気通商の大容量出力可変安定化電源キットを使ってどこまで音をよく出来るのか(どのように音が変わるのか)試してみました。
先ずは、kazzさんに教えて頂いた、π型フィルターを安定化キットとDACの間に入れてみました。
+電源に挿入した抵抗の前後にコンデンサをパラレル接続するフィルターです。
抵抗の前のコンデンサは容量を替えると良いようですが、手持ちにkazzさん推薦のコンデンサがなかったので前後共に4,700μFとしています。
このフィルターを挿入すると、全体的に音楽がゆったりするような印象になります。
しかし、低域が鈍くなり低域の明瞭さが損なわれるように感じます。
6時間ほど聞きましたが、音の傾向は変わりませんでした。
次に抵抗の後のコンデンサーを外してみました。
若干よくなりますが、やはり全体的に音に精気がなくなるような感じがします。
コンデンサの容量があわないのかな。
試しに、抵抗の前のコンデンサを外し、抵抗の後のコンデンサーとパラレル接続します。
低域が明瞭になり、音が弾み出しました。
これは良い。
この接続での、抵抗の役割は??????
抵抗は不要なのでは。
抵抗を外して、コンデンサーだけをパラってみました。
変化はあったような無いような。
結局、コンデンサをパラッただけの回路が、一番好みでした。
また、電源トランスをRコア7.8V(2A)からトロイダル6V(2.5A)に変更。
トランスが未使用だからでしょうか
低域の明瞭さがなくなりました。
6時間ほど聞いた今、少し低域が出るようになってきました。
エージングが進めば、Rコアトランスと同等の音になるかもしれません。
でも、エージングが進むと何が変わるのだろうか。
DACに供給される電圧は同じなのに、音が変わるのは何故でしょうか?
なんとなく、トロイダルトランスの方が追従性がよいようなイメージが有るのですが・・・・