2011年 03月 29日

格安CD

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HMVで格安CDを3set購入。
アルバム12分CD9枚で、なんと送料込み3,580円。
毎度思うのだが、こんなんで儲かるの。
こんな価格で売られると、名盤が可哀想。
と思いながら、ついつい、安いセットモノを買ってしまう。
大いなる矛盾。

まあ、そんな事は知ったことじゃない
売ってるものを買って何が悪い と開き直りポチリました。
ではでは、今回購入のCDを紹介します。

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先ずはテナーの名手ZOOT SIMSの2枚組CD(アルバム4枚分)

The Four Brothers・・・・Together Again!
ウディ・ハーマン楽団Four Brothersの再会セッション
アル・コーン ハービー・スチュワート サージ・チャロフと共演セッション?
あれれ、このメンバーでのウディー・ハーマン楽団の演奏ってあったけ
たしか、ハービー・スチュワートの後釜に入団したのがアル・コーンだったような気がすのですが
まあ、そんなことは、どうでもよいか
重厚なサックス群アンサンブルを楽しむには最高のアルバムです。
見事なです。

A from Z
盟友アルコーンとの共演
なんと洒落たアルバムタイトル
ジャケットデザインもいけてるね。
さすがに、名コンビの名演だけのことはある
まさに大人の音楽です。お酒が飲みたくなります。

ZOOT
この時期のZOOT SIMSで唯一かもしれないワンホーンカルテット
確かオリジナルはアーゴだったかな
ピアノは、名手ハンク・ジョーンズ

WHOOEEEE
大好きなバルブ・トロンボーンのBOB BROOKMEYERとの双頭リーダーアルバム
このアルバムは超お薦めです。
LPでも欲しいな!
ピアノがハンク・ジョーンズだし

対価格満足度200%以上


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お次ぎはプレステッジを中心とした初期コルトレーンのリダーアルバム5枚のセットモノ
いずれも、バンゲルダーStudioでの録音で57年58年の演奏です。
ジャイアント・ステップが誕生する直前の演奏です。

録音年代順に紹介していきます。

DAKAR 57年4月
このアルバムは始めて聞きました。
2人のバリトン奏者セシル・ペインとペッパー・アダムスとの共演アルバムです。
その他のメンバーはマル・ウォルドロン ダグ・ワトキンス アート・テーラー
渋いバックですね。

このアルバムは有る意味コルトレーンらしくないけれど、とても良いです。
こんなアルバムが有ったんだ と改めて関心。
2人のバリトンのとアンサンブルがとても良いです。

TRANEING IN 57年8月
ポール・チェンバース レッド・ガーランド アート・テイラーとのワンホーンカルテット
この時期、既に、シーツ・オブ・サウンドの予感を感じさせる演奏があります。

DAKARとは演奏スタイルに違いを感じます。
同年7月にモンクとファイブスポットの出演して、神の啓示を受けたからでしょうか
バラードでは、インパルスのバラードに通じる演奏が行われています。
コルトレーンのバラードは独特の良さがあるように思いますが、如何でしょうか。

BULUE TRAIN 57年9月
言わずと知れた名盤で私の愛聴版かつ試聴盤です。
この演奏は何百回聞いた事やら LPも4枚持ているしSACDとのカップリング物も持っている。
このアルバムはブルーノートでの録音という事もあり、コルトレーンの中では異色作だと思っていました。
でも、今回じっくり聞くとそうでも無いかなとも感じることも。
でもでもやっぱり異色かな だって、コルトレーンが他もメンバーに完全に食われている。
特にリー・モーガンとケニー・ドリューの出来が良過ぎます。
フィリージョージョーンズは、この時代一番の名手
もちろんカーティス・フラーもポール・チェンバースもすばらしい。
コルトレーンの出来が悪い訳ではないのだが、コルトレーンらしさが、とても洗練され、アルバム全体のバランスがとても良いのではないだろうか。


SOULTRANE 58年2月
プレステッジ時代のワンホーンカルテットの名盤
ポール・チェンバース レッド・ガーランド アート・テイラー
このLPも良く聞きました。たしか、LPは2枚持っているはず

出だしのGOOD BAITの演奏を聞くと、コルトレーンの成長と自信を感じます。
ソニー・ロリンズと肩を並べた瞬間では。


BLACK PEARLS 58年5月
トランペットのドナルド・バートに加わったクインテットによる演奏です。
その他のメンバーはポール・チェンバース レッド・ガーランド アート・テイラーです。

このアルバムはコルトレーンのソロが長く、まとまりに欠け退屈なソロ。
他のメンバーも精彩がありません。
各ソロも長めで緊張感が足りないように感じます。

決して悪くはないんだが。

このBOXCDは初期のコルトレーンを知るには良いアルバムです。

対価格満足度は150%
5枚も入っているから200%に修正。



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次ぎはミンガスのアルバム3枚を2枚のCDにまとめた紙ジャケット
個人的には、紙ジャケットの方が好きですが、他のCDとサイズが合わないのが難点
まあ、そんなことはどうでもよいのですが・・・・


それよりこのジャケット どう思われます
ちょと変だと思いませんか



オリジナルジャケットで構成するとこのようになります。
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何故、こんなことになったのだろうか
契約の関係かな
それなら、このようなCDすら発売出来ないような気もするし
単に洒落っ気 それなら大歓迎なのですが・・・
もし、演奏まで紛いもんだったら如何しよう



よかった。演奏は間違いなくミンガスの演奏です。

では、安心してアルバムの紹介です

THE CLOWN
このアルバムは1曲目の「ハイチ人の戦闘の歌」がすばらしいです。
この曲がすばらし過ぎて、その他の3曲は駄作に聞こえます。
でも、気を取り直して聞くと、3・4曲目も結構いけます。
この頃のミンガスは本当に充実してますね。
タイトル曲の4曲めCLOWNは、ナレーションをバックに演奏が繰り広げられ
大変面白い演奏です。

The Jazz Experiments of Charles Mingus 
このアルバムの存在すら知りませんでした。
ミンガス好きの私としては、ちょっと不覚

このアルバムなんと評価したらよいのやら
決して悪くはない いや 結構良いと思う。

調べて見ると2枚の10インチ盤Jazzical Moods  Vol. 1Vol. 2をカップリングしたアルバムのようです。
詳細はよくわかりませんが、メンバーその他は下記のようです。
Thad Jones (Trumpet), Charles Mingus (Bass), Charles Mingus (Piano), Charles Mingus (Liner Notes), Horace Parlan (Composer), John LaPorta (Clarinet), John LaPorta (Sax (Alto)), Clem DeRosa (Percussion), Clem DeRosa (Drums), Teo Macero (Sax (Baritone)), Teo Macero (Sax (Tenor)), Tom Moulton (Compilation), Tom Moulton (Remastering), Jackson Wiley (Cello), Joseph F. Laredo (Liner Notes), Greg Vaughn (Compilation), Greg Vaughn (Remastering), Abbey Anna (Reissue Coordination), Lyn Bradley (Reissue Package Design)
もうしばらく調べてみます。


PITHECANTHROPUS ERECTUS
ミンガスのLPの中で、もっとも有名なアルバムだと思われる「直立猿人」
実は私がはじめて買った3枚のJAZZアルバムのうちの1枚
高校2年の6月頃だったかな
それまで、ほとんどJAZZを聞いた事が無かったが、友人から教えられてレコード店で試聴して
ドルフィーのラスト デイトとマッコイ・タイナーのトライデントと一緒に購入しました。
始めて聞いてから34年になる

でも、いつ聞いても感動する。
4人で演奏しているとは思えない、分厚く変化に富んだ演奏である。
組曲になっているので、アルバムとしても統一感が有り、ミンガスの作品の中の最高作品の一つである。



このCDの企画がよくわからないな。
直立猿人以外はちょっとマイナーアルバム
ジャケットのデザイン優先で企画されたのかな




内部の作りも凝っています。
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CDの表面にLPのような溝があります。
写真でわかるかな。
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by okamoto-arch | 2011-03-29 19:05 | オーディオ&音楽 | Comments(2)
Commented by Kazz at 2011-03-30 15:22 x
オーディオ関連の記事もメチャ面白いけど
岡本さんのアルバム紹介…凄く好きです!
アルバムに対する描写が正確且つ愛情に溢れてて
あ~この人本当にJazzが好きなんだなぁ~って
思わずニンマリしてしまいます。
BULUE TRAINに関する描写など まさに我が意を得たりで
自分が感じていた事が 綺麗に表現されておりました。
半面「お~そう言う見方もあるのかぁ~」と目からウロコが落ちる事も
ままあり 勉強になったりもします。

んでも 困った事に自分もポチッとしたくなっちゃうんだよなぁ~
金欠なので我慢我慢・・・
Commented by okamoto-arch at 2011-03-30 15:32
kazzさん こんにちは
>岡本さんのアルバム紹介…凄く好きです!
あらら そう言って頂けると嬉しいのですが、
慣れない事を書くと滅茶時間が掛かるので
もう、やめようと思ったのですが
まあ、ボケ防止にぼちぼちやっていく事にしますが
期待しないでね。
金沢は今日も寒いです。
いつになったら暖かくなるのかな。

ぶるぶる。

でもでも被災している人の事を思うとこんな寒さ何てこと無いですね



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