Studio Okamoto の 徒然日記

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2011年 03月 23日

DDCの紹介

地震から、一日でも早く復興出来る事を祈っております。

しばらくの間、オーディオネタをアップしておりませんでしたが、そろそろオーディオネタの解禁とします。

やなさんのお陰で、4種類のUSB_DDC(内2機種はDAC機能もある)を聞き比べる機会に恵まれました。
感謝感謝です!!

ハイエンドDDCには、興味がなく、安価でとにかく正確に変換して、DACへデータを送ってくれるだけでよいのである。
しかし、正確にというのがなかなか難しい。
何をもって正確と言えるのか。
明確な比較対象がないのが音の世界である。
結局はいつも通り個人的な見解に過ぎないのであるが。。。。。。。


エントリー1
 ElectrArtのUSB DUAL AUDIO DDC(USBオーディオクラス2.0)
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これは、ElectrArtから、完成基盤として配布されているもの。

基盤の詳細はHPを参照してください。
電源は別途用意しなければなりません。
基盤へは5V給電をしますが、もっとも簡単な方法は携帯電話の充電式電池から給電すれば動作するはずです。
やなさんは、トロイダルトランスを使って給電しています。
私にはレギュレーターまではなんとかわかりますが、それ以降の回路の事は?です。
今回の貸し出しのため、急きょ、お菓子の空き缶を利用してケーシングして頂きました。


今まで聞いたDDCの中で、一番お気に入り。
静寂性はもちろんのこと、音楽性や情報量や音の立ち上がり、滑らかさ、音の艶、響きの美しさ
総べてにおいて、ハイレベルでバランスがとれている。
何よりも、音楽を聞いていて楽しい。

やなさんに同じ物を作ってくださいとお願いしてしまいました。



エントリー2
 UDIF7(USBオーディオクラス1.0)
d0138082_1715166.jpg

フーズテックから完成基板として配布されているです。
基板の大きさ・レイアウト・基本性能はUSB DUAL DDCと良く似ています。
こちらは携帯用充電式電池より給電にて使います。
こんな感じです。
d0138082_6132574.jpg

不要のUSBケーブルのB端子側を切断。
電源ケーブルのみを取り出して給電しています。


基板をアルミケースに入れただけで固定せずに、試聴しました。
UDIF7は製品版USB_DACのDDC部分なので、その性能は保証済
USB DUAL DDC と比べて、基本性能はほとんど差が無い様に思う。
音の傾向は端正で温度感が少し低い感じがします。
冷たい音というのではなく、日本的なウエットな音調だと思いました。
Jazz好きの私には少々物足りない。
多分、好みの問題だと思うので、人によってはUDIF7を好む場合もあるだろう。



エントリー3 
 XMOS XR-USB-AUDIO-2.0 (USBオーディオクラス2.0)
d0138082_17143256.jpg
こちらも完成基板として、アメリカのXMOSから配布されているUSB_DACです。
USBバスパワーなので、別途電源は不要ですが、パソコンからの給電はノイズが多く、今一です。
なので、2又ケーブルを使って、充電式乾電池より給電して使います。

XMOSの特徴は、ファームウエアーが書き換えられる事
DACも内蔵されているので、アナログ出力もあります。
デジタル出力は光です。
出来れば、同軸の方がケーシングがしやすいのですが
また、アナログの入力もあるので、多分、デジタル録音も出来るようですが
アナログ入力を使った事がないので良くわかりません。^_^;


XMOSの良さは、価格が安いことです。1万5千円を切る価格で、USBオーディオクラス2.0に対応しています。
しかも、DACまで付いている。
 安かろう悪かろうと思いきや、DDCとしてもUSB_DACとしても
かなり良い働きをしてくれる。
ただし、パソコンからの給電はノイズ感が伴う事があるので、是非クリーンな
電源で使ってほしい。

音の傾向として、少し帯域バランスが高域側にふれるように思います。
その当たりの対策を講じれば、情報量も十分だし、解像度もあり、音の立ち上がりも結構早い
良いDDCだと思います。

DACの音も中々よい。私は70:600Ωのライントランスを通して使っていますが
なかなかどうして、この価格の音とは思えません。
ケーブルの使いこなししだいで、ハイCPの音が聞けます。

PCオーディオ入門に良い商品だと思うが
ケーシングが必要なのと、初期状態ではUbuntu Studioは動作しない場合があります。
その場合は、ファームウエアーをアップデイトすれば、動作するはずです。
PCが苦手な人にはむかないかも






エントリー4
 DAC2704-USB
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お気楽オーディオキット資料館で以前配布されていたUSB_DAC。
やなさんがキットを購入し製作したもの。(昨年やなさんのご厚意により、頂戴しました。)
この基板が配布されていたのは2008年。
USBオーディオクラス1.0
XMOS同様バスパワーなので、充電式乾電池より給電。
DAC内蔵で、アナログ出力がある。
デジタル出力は同軸と光があり、大変使い勝手が良い。


このUSB_DACは、帯域はあまり広くなく、中域が充実している。
解像度はそれほど高くないが、元気な音で、古いJazzとの相性が良い。
ハイスペックなPCとの組み合わせると、PCの解像度と、DDCの力強さが、うまくバランスする時もあれば
DDCの負の部分が強調される時もある。
USB DUAL DDCと比べると、品位が落ちるが、これはこれで楽しい音です。

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by okamoto-arch | 2011-03-23 17:16 | オーディオ&音楽 | Comments(11)
Commented by 係長 at 2011-03-28 19:23 x
Okamoto さま

お久しぶりです。
私はUSB Dual Audio 基板を使用しています。
電源はAY電子の「汎用アナログ電源DC5V 4A」というものを購入し
付属の宣言供給用ハーネスに「マルシン MJ-077N」という
DCジャックをハンダ付けして5Vを供給しています。
おそらくこの方法が一番お手軽だと思います。

おっしゃる通り音質は素晴らしいです。
繊細でありながら音にキレがあって、低域は深みとエネルギー感が
両立しています。
現在はI2Sで出力しているのですが、I2Sだとさらに次元が上がります。
Commented by okamoto-arch at 2011-03-28 20:45
係長さま 
おひさしぶり

係長さんもUSB DUAL AUDIOをお使いでしたか。
これ、いいですよね。
違いがわかる者だけが得られる満足感かも。
なんちゃって

>繊細でありながら音にキレがあって、低域は深みとエネルギー感が
>両立しています。
その通りですね。
このDDCの良さの秘密は中域になると思っています。
中域がしっかりしているので、帯域が広がっても音楽が生き生きしているとにらんでいます。

電源についての情報ありがとうございます。
これから、購入する人には朗報です。

昨日、友人もUSB DUAL AUDIOを購入し、
USBケーブルとBプラグを切り取り
充電池で試聴しました。
これはこれで、すばらしい音でしたよ。
静寂度が一段とアップ
立ち上がりは、トランス電源の方がしっかりしてますが
滑らかさは充電池の方が上でした。
どちらも甲乙付けがたいです。

現在は同軸出力をしていますが、I2S接続の音がかなりよいようなので
太郎丸(金田式DAC)に内蔵してI2S接続にしてもらう予定です。
今より次元が上 早く聞いてみたいです。

これからもよろしくお願いします。
Commented by 係長 at 2011-03-28 21:59 x
Okamoto さま

本当にお久しぶりですね。
実は昨年の暮れにDACをCapriceというものに換えたんですが、注文時にI2Sで
入力できるものにしておいたのです。
これが来るまではiMacから直接Tosで出力していました。
で、今年に入ってからDual Audio 基板がAudio Class 2.0に対応したのを機に
早速購入したというわけです。
電源込みで4万円未満の出費でこの音質ですから大満足です。

>違いがわかる者だけが得られる満足感かも。
そもそもオーディオって違いが解らない人には何の意味もありませんから(笑)
この4台もミニコンポにつないだら同じような音でしょうし(爆)

>充電池で試聴しました。
>これはこれで、すばらしい音でしたよ。
音の静寂感と品の良さは電池にはかなわないでしょうね。
自分の場合は基本的に面倒くさがりなのと、いろんなジャンルを聴くので
トランス供給にしましたが。

>今より次元が上 早く聞いてみたいです。
I2Sに切り替えると、一聴して音質の桁が一つ違うと感じます。
おそらく期待を裏切ることはないと思いますよ。

こちらこそ宜しくお願いいたします。

Commented by EBI at 2011-03-28 22:15 x
昨日は、基盤工作ど素人の私の為に色々ありがとうございました。
USBバッテリーが品切れだったのは残念でしたが
差込コンセントを購入して取り合えず聴いております。

基盤をとっかえひっかえして聴き比べたわけではありませんが
確実に前基盤より鳴りが良いです
違いは大型SPの方が顕著ですね
お陰で我が家のグランセプターでは高音の物足りなさが
益々露呈されたような感じで
嬉しいやら悲しいやら…
贅沢は尽きません
Commented by okamoto-arch at 2011-03-29 06:12
係長 さま
Capriceを購入されたんですね。
調べてみると、よさそうなプリDACですね。
まじめにしっかり作られているように思います。
電源ケーブルまでこだわっているところがすばらしい。
デジタル機器は電源ケーブルによって音が大きく変わり、どれが本当の音なのと時折考えさせられることがあります。
それと、将来に対応した穴があけられているのもガレージメーカーならではと感心しました。

私はiMacからUbuntuStudioに移行しました。
iMacでもUbuntu Studioを駆動できますので、一度お試しください。
ただし、iMacの場合32bit版の方がよいと思われます。

>そもそもオーディオって違いが解らない人には何の意味もありませんから(笑)
でしょうね。でも、仕事場で音楽を鳴らしていると、来客者はよい音ですねって言ってくれるので、オーディオにあまり関心がない人でも音の違いが分かるようです。

電池駆動 I2S 接続とまた違った音が聞けるかと思うとうれしくなります。

そのうち、アップできると思いますので、気長にお待ちください。
Commented by okamoto-arch at 2011-03-29 06:43
EBIさん
先日はおいしいチョコありがとうございました。
やめられない、とまらないで、困っています。
差込コンセント型のものは、スイッチング電源なので、
出来れば充電式電池に替えたいところです。
どれほど差があるか分かりませんが、精神衛生上よいかと思います。

グランセプターは感度がよいので、我が事務所のシステムより、その違いは顕著だと思います。
事務所のシステムは最高のBGMを目指していますので、とにかくバランス重視です。
音の良し悪しを決めるいろんな要素がありますが、どれも傑出させないよう、抑えながら全体としてレベルアップしていった結果が現在の音です。
そろそろ、オーディオルームでも音楽が聴けるようになると思います。
こちらは、よいところをどんどん伸ばすイケイケセッティングで音をつめていく所存です。
EBIさんのUbuntuStudio機の音よかったですね。
自分で組んでおきながら、何ですが、なぜかしら我が家のものより
よかったです。
お帰りになった後、SOLOに移植しましたが、何故か今一です。
MB・CPUも同じ。電源は同じシリーズの650w版
こいつがよくないのかな。
Commented by snrh at 2011-05-26 11:41
PCオーディオ初心者目線でDDCをいろいろ検討していますが、ElectrArtのUSB DUAL AUDIO DDCは現時点でもよいDDCと思われますでしょうか?
自作経験もなく、電気関係の知識もありませんので、予算的にAurorasoundチューンのD/DコンバーターhiFace Professionalしか選択肢が無いかなぁ・・・と考える今日この頃です。
拝見していると自作ができればいろんな選択肢が増えて楽しいですね。
Commented by okamoto-arch at 2011-05-26 12:30
shunさん  
DDCは私もそんなに沢山試した訳では有りませんが、Linuxで使う事を前提とすると、私が知るかぎりElectrArtのUSB DUAL AUDIO DDCは最高峰だと思っています。なので2個持ってます。
次回の配布で終了するようなので、購入をお考えであれば、購入しておかないと手に入らなくなります。
この先、もっと良いものが出てくると思います。
32bit192kHz対応DDCが出るのも時間の問題だと思います。
但し、同軸では24bit192kHzが限界だったかな
Commented by やなさん at 2011-05-26 21:39 x
おかもとさん、shunさん、どうもです。

次回の配布で終了するかもなのはSDRAM_DAI基板でした。
DUAL DDCは入力コネクタが同軸からBNCタイプに変わりましたが、
廃番にはなりません。誤情報を流して申し訳ありません。
DUAL DDCはバスパワーでも動きますので、ケーシングをして
あげると、簡単に使えます。
音も同じ価格帯では一番だと思います。
私は先日壊したので、また入手しました。
今(5/26夜)、頒布中ですね。
Commented by okamoto-arch at 2011-05-27 00:32
やなさん 
DUAL DDCが廃盤にならなくて良かったです。
Commented by snrh at 2011-05-27 14:28
やなさん
okamoto-archさん

情報ありがとうございます。
ElectrArtさんにも直接尋ねてみましたが、配布は今後も継続されるとの回答を頂きました。
こういうところにあまりお金をかけたくありませんので、コストパフォーマンスの高い当該商品を前向きに検討したいと思います。
DACのデジタル信号受けを現在のUSBからRCA同軸とすることで192kHz/24bitまで対応させることができるのと、Hegel HD20の性能をフルに発揮させたいとの思惑があります。
余計な色づけがされるより、デジタル信号を正確にDACへ送ってくれるものとして当該DDCは一番良さそうですね。


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