2010年 02月 26日

ダブルM64

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先日GETしたM64。色々問題はあるものの、素性がよさそうなので、もう一台GET。

さっそく試聴。
2号機は、解像度音の立ち上がり、音のニュアンスどれをとっても1号機よりよいのである。

部品の劣化やどのように使われてきたのかも含めて、音に違いがあるのは当然だが、
雑に改造された1号機と、どう違うのか調べておかねばなるまい。
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左が1号機右が2号機である。ぱっと見は左下のフィルムコンデンサ?の違いくらい。
電源部はほとんど同じだろう。

次は入力部廻り写真です。
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入力部廻りはいくつかつの違いがみられます。
先ずはC8・9の大きな電解コンデンサ。どちらも青だが、1号機は100μFx25v2号機は100μFx40V
DATE SHEETを参考にすると1号機がオリジナルかも知れません。
ただ、このコンデンサは音楽信号が直接通らないので、さほど音に影響が無いのかな。
次はC2・3のカップリングコンデンサ。
1号機は大きさの違う電解コンデンサーが雑に取り付けられています。
これは、問題外。
2号機はタンタルコンデンサでしょうか
基盤にプリントされているHなる文字が、コンデンサにも印刷されています。
多分2号機のコンデンサがオリジナルだと思われます。
ただ、容量抜けが心配です。
次はQ3・4のトランジスター
1号機の方は頭はお椀をひっくり返したような半球型。
2号機は真っ平ら。
これは形状の違いだけかもせれません。

イコライザー部には特に違いがみられませんでした。

最後は出力部です。
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出力段の電解コンデンサは銘柄が違います。
1号機はIECで統一されていますが縦に取り付けられたC16・17の容量がDATE SHEETと違い、
47μFのところ33μFの物がついているので、オリジナルでないと思います。
2号機は水色のRUBYCONと書かれた電解コンデンサが付いています。
ただ、このコンデンサはLOW LEVEL回路専用なので、私は使わないでしょう。

出力段で目を引く違いはR23・24(白の矢印)です。
1号機は1/4W 2号機は1/2wです。
抵抗に書かれたしま模様も色が違います。
このしま模様から耐圧とか抵抗値などが分かるのでしょう
耐圧以外に違いがあるのでしょうか・・・・・・・・?


最後に基盤の裏をチェック
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どちらも、ISSUE 3 とあるので、同じころの製品だと思われます。
しかし、基盤裏の保護膜の仕様が違います。
この程度のことは、アメリカ製なので当たり前。

1号機のカップリングコンデンサとデカップリングだけは、手持ちの中に使えそうな物がありましたので
取り合えず交換してみました。よく見ると2号機の出力段に使われていたRUBYCONでした。
RUBYCONというメーカーのコンデンサはよいのかな。
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カップリングコンデンサは容量と耐圧は揃いましたが、メーカーが違います。
でも、大きさが揃ったので取り合えず良しとします。

デカップリングとカップリングコンデンサを交換して2日が経ちました。
交換当初はさほど、音の変化が分かりませんでしたが、立ち上がりもよくなり明瞭になってきたように思われます。
205CⅡは彫りの深さと解像度が優秀な2号機が合います。
TYPEⅢはたっぷりしていて、明るくハリのある1号機が合います。
カートリッジとアームに合わせてそれぞれをチューンナップすれば結構楽しめそうです。

昨日トンビさんにコンデンサをいただきました。
このコンデンサはオーディオグレードでよさそうです。
デカップリングに使ってみようかな。


Kazzさんご指摘のHと書かれたコンデンサ
これがハーメチックタンタルだといいのですが

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by okamoto-arch | 2010-02-26 23:34 | オーディオ&音楽 | Comments(15)
Commented by Kazz at 2010-02-27 08:04 x
H? ハーメチックタンタルの略でしょうか?
Commented by okamoto-arch at 2010-02-27 08:53
Kazzさん おはようございます。
H? おっと始めて聞いたコンデンサ
ちょいと調べてみると かなり高価なコンデンサのようですね。
基盤のHは端子の記号でした。
カップリングコンデンサーに書かれているHはそのハーメチックタンタルだとすれば、ちょいとうれしいですね。
この時代にM64に高価なコンデンサが使われた可能性は低いと思います。
と言うことは、知識のある方マニアックな人が交換したのかも
そう仮定するといろんな事のつじつまが合ってきます。
抵抗を1/2wに交換していること
C8・9のコンデンサがフィリップスであること
また、その作業がとても奇麗で、日本人気質を感じること

2号機は改造した方に敬意を表して、なるべく手を入れない事にします。
Commented by jbl375jp at 2010-02-27 11:59
抵抗のカラーコードの読み方です。
http://www.jarl.or.jp/Japanese/7_Technical/lib1/teikou.htm

電解コンの「Rubycon」は私は好きな銘柄の一つです。

部品はオリジナルがベストなのでしょうが、なかなか揃いませんから
理にかなった修理が必要ですね・・

LP再生が益々楽しくなりそうですね(笑)
Commented by okamoto-arch at 2010-02-27 12:54
やっさん 抵抗の読み方、分かったようなそうでないような
1号機は68x1,000=68,000Ω±20%
2号機は56x100=5,600Ω±5
という事になるのかな?
DATE SHEETでは680Ωなんだけど
どうなっているのかな
Commented by shun at 2010-02-27 19:18 x
おかもとさん、御世話になります。
カラーコードって面倒ですよね。4本線タイプと5本線タイプとか有って。黒、茶、赤、橙、黄、緑、青、紫、鼠、白を虹の色と関連づけると覚え安い
かもしれません。いずれにしてもテスターで確認した方が無難です。
それと、このソリッドカーボン抵抗というのはベークライト筒から出るリー
ド線のすき間から湿気が進入し、長い間に抵抗値が大幅に狂っているこ
とが多いです。昔、自分が作ったアンプでこのタイプを使いましたが、20
年ほど放置して有った物を測定したところ、殆どが倍くらいの抵抗値に
なっていました。
金沢では「モザール」という名曲喫茶には言ったことがありますが、ジャズ喫茶は未経験ですのでその節はよろしくお願いいたします。
Commented by okamoto-arch at 2010-02-27 20:22
やっさん やっぱり読み方を間違えていました。
1号機の3番目は茶色なんですね。
ということは680Ω±10%ですね。

2号機はやはり5,600Ω±5%だと思います。
これってどうなんでしょう
2号機の出力に影響あるのかな
電気音痴には分かりません。^_^;
Commented by okamoto-arch at 2010-02-27 20:36
shunさん 
カラーコード覚えれるかな。

音的にはソリッド抵抗が好きなんですが
経年変化が大きいようですね。

名曲喫茶「モザール」へは行った事がありません。
喫茶店のはしごをしましょう
Commented by slowhand.st56 at 2010-02-27 22:45 x
 黒い礼(0)服 茶を一(1)杯 赤いに(2)んじん 第三(3)の男 とか
今でも覚えています。
Commented by Kazz at 2010-02-27 23:01 x
そこの抵抗は送り出しインピダンスの整合用と思われます。
すると2号機のLowは Lowじゃない可能性が高いです。
差し替えて聴き比べてみて下さい。
恐らく1号機のLowほど出力が落ちないと思います。
データーを見ますと受け側のインピダンスのminが22kΩだったと
思いますので Highで出力の際に受けるプリアンプによっては
注意が必要かもです。まぁ50k受け以上なら問題ないでしょう。
Commented by okamoto-arch at 2010-02-27 23:37
カラーコードの覚え方は色々あるんですね。
私はここのお世話になることにしました。
http://bake-san.com/led020.htm
色を選ぶと計算してくれるので便利です。

そのうち覚えられるかな
無理かな
Commented by okamoto-arch at 2010-02-27 23:39
Kazzさん やはり、インピダンスの関係でしたか。
出力の前のコンデンサ14・15・16・17はどんな働きをするのかな。
私にはツイーターで使うローカットフィルターのような働きをするように見えるのですが。
もし、そうだとするとインピダンスを変える事によりローカットフィルターの周波数が変わる事になります。
特にLOW LEVELの方はローカットフィルターの役割を果たさないかも
無くてもよいのなら、音への悪影響を減らすためにパスしたいところですが
Commented by Kazz at 2010-02-28 00:04 x
これらのコンデンサは直流が出力されるのを防ぐ為の物と思われます。
確かにR21等から見ればΠ型のフィルタですのでC15・16の値は
要注意かも知れません。47μではデカイかな・・・
Commented by okamoto-arch at 2010-02-28 00:43
なるほど。コンデンサや抵抗はいろんな働きをするんですね!
賢いな
Commented by BB at 2010-02-28 10:37 x
☆皆さん、記憶が確かですねえ、私はもうカラーコードは忘れたんで
テスターで実測値を見て部品に書いてます(笑)
ルビコンは、日本製で安価なものですが古い米国製アンプには
よく使われてますが、日ケミとかの品質の良いものに変えても
音のバランスがくずれる事がありますね。
☆昨日はトンビ殿ご一行にお会いできて楽しかったです。
今年のオーディオフェアでの各ブースの音は良く調整されているなと
思ったんですが、あとでLINFOF工房に行ったら、そんなにすごい
い金額をかけなくても、充分良い音は出せるなと再認識したのでした。
Commented by okamoto-arch at 2010-03-01 01:44
BBさん いつもありがとうございます。
私は最近物覚えが悪くって

コンデンサの交換作業を始めました。
新しいコンデンサに全て変えていくと、多分私の好みの音と違ってくるような気がします。
音の肝を探しながら、ビンテージコンデンサも視野に入れ、チューニングしていきたいと思います。

わが家のALPAIR 6 現在デスクトップで使っています。
耳から80cmのところでなっていますが、めちゃくちゃよい音です。
大型システムでこの良さを越える事は難しいでしょう。


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