Studio Okamoto の 徒然日記

okamoto1.exblog.jp
ブログトップ
2009年 10月 15日

やなさんDAC3 その2

 やなさんDAC3のあら探しをしようとしても、いつの間にか音楽に入り込んでしまいます。
太郎丸やA730直の音と大きく違う訳ではないのですが・・・・・・・・

でも、この差は私にとって大きいようです。

 やなさんDAC3には4系統の入力があり、カップリングコンデンサが違います。
入力1がディップマイカ、入力2がSEマイカ、入力3と4がAPSのフィルムコンです。(4は光)
d0138082_5321448.jpg

 今回のインプレはJAZZ編です。JAZZならば太郎丸も善戦してくれるかもしれません。
カップリングコンデンサによる音の違いも含めてインプレを書きます。

先ずはCandy(stereo)です。
d0138082_814231.jpg一時は日に何度も聴いたソフト。やなさんDAC3の評価をするのに打ってつけ
始めは入力2のSEマイカで聞きます。
中低域が安定し、、各楽器の輪郭が自然で音楽に引き込まれる。
音の立ち上がり・帯域バランス共に申し分ない。
再生が難しいダグ・ワトキンスのベースもウーハーをEV18BXに変えてからは、ボン付きが気にならなくなった事も手伝って気持ちよく聞ける。
強いて言えば、トランペットがもう少しふくよかで伸びがあったらな。(無い物ねだりかも)
次に入力1のデップマイカです。
大きな違いはありませんが、少し音の線が細くなり高域の抜けがよくなります。
リーモーガンのトランペットはこちらの方が気持ちよく鳴ってくれます。
しかし、50年代のJAZZには少し美し過ぎるかも。
次は入力3のAPSのフィルムコン(橙色)
全体的に明るくよく言えば元気に悪くいえばお下品になります。
でも、その差はごく僅かなので、曲に寄っては評価も変わるかも。
SEコンとの価格差は300倍ほどかな・・・・・・・・
価格差を考えれば、十分おつりが来ます。



次なるCDはArt Pepper MEETS THE RHYTHM SECTION
d0138082_5444787.jpgです。この頃のArt Pepperは駄作がなく、どれもすばらしいが、共演者の良さもあってついついこのアルバムを聴いてしまう。

やなさんDACのカップリングコンデンサはSEコン
艶やかかで、のびのびしたアルトが気持ちよいです。Philly Joe Jones のハイハットやスネアーも切れはあり、シンバルの金属音も重量感があって好ましいです。
カプコンをディップマイカに変えると、全体に腰高になります。このCDはSEコンが合います。

次に太郎丸で聞きます。
なんだか、音が冴えません。こんな音だったのかな。いや違う。
ナチトラを外して聴いてみることに
なんだか、外した方が良いぞ。RCAケーブルはKazzさんにもらったレビンソンのケーブル
次に、ベルデンの8412で聞くと、こちらの方が明るくて元気かな。
どちらのケーブルもそれぞれの良さがありますが、レビンソンはやなさんDAC3で使っているので太郎丸は8412で聞く事に
改めてMEETS THE RHYTHM SECTIONを聞くと結構行けますね。
やなさんDAC3との差は小さくなりましたが、やなさんDAC3の彫りの深さにはかないません。
一音一音が明瞭で、音の消え方が美しいようです。



次なるCDはWE ISです。d0138082_6315767.jpg先発は太郎丸
いつもの野太いテナーとバスクラが健在。ニコニコ!でもジャケットにある、大きい方のパーカッションの音がつぶれぎみです。
やなさんDAC3(SEコン)で聞くとテナーもバスクラも少し音が柔らかくなったのか、ゆったり鳴ってくれます。パーカッションも改善されます。

やなさんDAC3は太郎丸の音の延長線上にありますが、あえてオーディオ的にその差を分析すると音の明瞭さ(彫りの深さ)と響きの美しさだと思うのですが、音楽を聞くという観点から2つのDACを比較すると、音楽が楽しいやなさんDAC3音を聴いてしまう太郎丸ということになってしまう。



そろそろ、やなさんDAC3をお返ししなくてはいけないので、比較試聴は止め、音楽を楽しむ事にします。
d0138082_6585010.jpg


[PR]

by okamoto-arch | 2009-10-15 08:56 | Comments(0)


<< 物欲の秋      やなさんDAC3 >>