Studio Okamoto の 徒然日記

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2009年 10月 10日

やなさんDAC3

 昨日、やなさんの新作DAC やなさんDAC3が届きました。

先日やなさんDAC2をお返ししたばかりなのですが・・・・・・・
やなさんはこれで何台DACを製作されたのかな・・・
太郎丸やチビ助DAC・藤原式DAC・やなさんDAC1(藤原式DAC改造金田式DAC)
やなさんDAC2・新潟精密のFN1242AというDACチップを使った名無しのDAC
それに今回のやなさんDAC3ということになるのかな。
制作課程で、部品による音の違いや定数により音の違いなども経験されているので、
かなりの経験値が蓄積されている事でしょう。


しかも、今回はアンプ部が金田式真空管アンプ。
d0138082_7361438.jpg

DACのアンプ部は真空管がよいと思っていたので楽しみです。


やなさんからはDC漏れがあるといけないので、先ずはトランスを通して接続するように言われていたので
太郎丸同様ナチトラを通してレビンソンに繋ぎます。

真空管に敬意を表して、(なんのこっちゃ?)先ずはCANTATE DOMINO です。
d0138082_81132.jpg
SACDとのカップリング版を使います。
出だしのパイプオルガンを聴いた瞬間、ナニコレ とわが耳を疑いました。
1曲めは響きの多いわがオーディオルームでは鬼門の曲。
それが、美しく鳴り響いている。こうなると、オーディオルームの響きの多さが利点となる。
オーディオルームの特性がマイナスからプラスに転換され、心地よさの差は非常に大きい。
パイプオルガンの低い音もあいまいにならず、しっかり音程がわかる。

さらに試聴でよく使う8曲目
女性ボーカルの滑らかさとコクそして艶共にとても良い。上質のアナログのような音。
教会のホールトーンも十分でている。情報量も十分です。

11曲目では男性ボーカルとコーラスをチェック。
女性の声だけでなく男性の声も魅力的。
コーラスの美しい。

ソロとコーラスの対比やコーラスの聞こえ方は、やなさんDAC2とはちょいと違う。
やなさんDAC2は分解能がとても優秀で、コーラスの一人一人が見えるようですが、
やなさんDAC3は分解能で聞かせるのではなく、美味くブレンドされ、ソロの後ろに広がる。
解析的な聞き方をすればやなさんDAC2に軍配が上がるが、どちらを選択するかと聞かれれば、迷わずDAC3の方に魅力を感じる。



次なる試聴CDはTangos Among Friendsです。
d0138082_3459100.jpg私のコレクションでは数少ないタンゴです。なぜか、やなさんDAC3だと、JAZZ以外のものが聞きたくなる。
このアルバムは、とても録音が良く、音の鮮度・帯域バランス・音の鮮度も抜群です。
楽器構成はピアノ・バンドネオン・コントラバスだが、3人だけの演奏とは思えないはなやかで楽しい演奏です。
このアルバムをある程度のボリュームで聞くには、システムのバランスが良くないと聞けません。
バンドネオンの再生が難しく、システムには厳しい演奏です。

このアルバもとても楽しく聴かせてくれます。
やなさんDAC3を聞くと、解像度や帯域バランス・帯域の広さなどといった解析的な聞き方をしようと思うのですが、なぜだか、音楽を聞き入ってしまいます。
オーディオはあくまでも音楽を聞くためのものとすれば、理想的な状態です。



ちょいと、ナチトラを外して聴いてみる事に。音の立ち上がりが早くなり、わが家のシステムでは限界を越えてしまう。
やなさんDAC3ではライントランスを通した方が良いようです。

次なるアルバムはTchaikovsky: Symphony No. 6  (Valery Gergiev指揮 St.Petersburg Kirov Orchestra)です。
d0138082_4501540.jpg
クラシックは門外漢なので、詳しいことはわかりませんが、友人が試聴の際持参したCDで、何度も聞かせれているうちに好きになってしまい購入しました。出だしの重く沈んだ雰囲気が好きです。
ブログ初登場かもしれませんが、良く聞くソフトです。

これまたよいですね。
この良さをなんと表現したら良いのかな
音の彫りが深く音が熱い
マッキンのような音なのかも。でもちょっと違う マッキンよりも低域の解像度も高くエネルギーバランスもフラットに近い。マッキンがピラミッド型バランスだとすれば、やなさんDAC3はカマボコ型かな。
だけど、低域・高域の伸びも不足感はなく、美味く減衰しているようです。



聞きおえたあとおそるおそる太郎丸を聞きます。
聴かなきゃ良かった。
なんだか、ただ音が鳴っているように聞こえます。
改めて、やなさんDAC3を聞くと一つ一つの音に演奏家の意図があることに気付かされます。

より良い音を求めていくと、ついつい音の評価軸が帯域の広さやバランス・解像度や情報量・音の立ち上がりなどといった言葉で伝わりやすい評価軸で音を追求してします。
大切な事だが、それらがすべてが高い次元で達成されても、良い音になるかどうかは疑問である。

やなさん もうちょっとだけ聴かせください。
今度はあら探しをしますので
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by okamoto-arch | 2009-10-10 12:36 | オーディオ&音楽 | Comments(5)
Commented by やなさん at 2009-10-13 02:19 x
あらは出てきましたでしょうか。
やなさんDAC3の返却は、急がなくても良いですよ。
世間では金田式真空管DACの評価が低い気がしますが、
製作される数が少なくて聴く機会が少ないのでしょうか。
Commented by okamoto-arch at 2009-10-13 02:59
やなさん あらが出ないので困っています。
今まで聴いたDACの中で、もっとも良いです。
困った困った!
Commented by やなさん at 2009-10-15 17:12 x
やなさんDAC3を聴いた後では、他のDACが聴けなくなってしま
いますね。
やなさんDAC2を使っていましたが、心に響かないので、先ほど
ばらして、やなさんDAC1(太郎丸のお兄さん)に戻しました。
なんとか、元気と艶が戻ったみたいです。
私にはアップサンプリングとメモリバッファを通した音は好みでは
無かったわけです。
これから整流ダイオードによる音の違いを確認してきます。
Commented by やなさん at 2009-10-15 21:06 x
整流ダイオードの比較結果です。
金田先生が最近使われているV19Eと、出川先生のSBDを比べて
みましたが、SBDの圧勝でした。
やなさんDAC2はV19Eを使っていたので、楽しくない音だったの
かと思われます。
尚、この比較はあくまでも私個人の感想です。
Commented by okamoto-arch at 2009-10-16 13:32
やなさん やまさんDAC3がなくなり、不都合をおかけしています。
しかし、その甲斐あって?金田式DACの良さとSBDの良さが確認出来ましたので、良かった事にしてください。

お送りする物が揃ったら、一緒にやなさんDAC3をお返しします。
ブログを書き足さなければいけないのですが、今はやなさんDAC3に
太郎丸を少しでも近づけるためにあれやこれやしております。
もうしばらく、不自由をおかけしますがよろしくお願いします。


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